宮崎夫 | 阪神の1400を1分21秒台で7馬身差の圧勝のキョウエイマーチ。先行不利の桜花賞でも、現実に先行してちぎった実績は断然。頭鉄板で、2番手も常識的にはメジロドーベルだが、新潟3歳S、チューリップ賞と2回不発がある以上、今回必ず末脚炸裂の保証は無い。ただ、ムードとしてはブロケードが逃げきって、テンモンが底力で追い込んだ時のムードに近い。でも連勝3倍ぐらいだもんね。 そこで、キョウエイマーチの相手は前走がいかにもトライアルらしかったシーズプリンセス、アネモネSを休み明けで勝ったところに価値があるフミノパラダイス、奥の深そうなホーネットピアス(ツインクルブライドっぽい)、追加登録料200万払ったスロクエリタージュの4点でまとめたい。いずれにせよ、来週が大勝負なので今週はパラパラ程度。 |
広瀬泰 | せっかくスカーレットメールにしようと思っていたのになー。一昨年のライデンリーダー、去年のリトルオードリーと牝特勝った1番人気馬は2年続けて消えている。とりあえずキョウエイマーチは外します。前走休み明けで引っかかっていたメジロドーベルの末脚爆発!荒れるという前提で、相手はヤマノカサブランカっぽいヤマニンザナドゥと強運のダイイチシガー。ボックスで。 |
西山 | 私の桜花賞の予想は、BRAの馬は買わん。やはり、トライアル圧勝のキョウエイとケチが付いてしまったがドーベルの一点。根拠なんてないですが、基本的には私は直感肌なので。A予想です。 |
太田 | 桜花賞連対の条件として■前走優勝、■3つのトライアルの連対、■穴馬のパターンとして前々走500万勝ちで前走トライアルで惜しくも権利を逃したが抽選などにより出走可能になった馬とみている。これに当てはまるのが■オレンジピール、キョウエイマーチ、フミノパラダイス、■シーズプリンセス、タニノマウナケア,■グランシェール、ミニスカートの7頭。この中で軸として最も確率の高いと思われるのは、昨年までは人気を裏切っていた4歳牝特組みが今年から中3週になったことによりローテーションとして最適とみてそこで圧勝のキョウエイマーチをとる。キョウエイマーチから残り6頭と捨て切れないメジロブライトに流して7点で的中とみるが、いくつかの組み合わせは配当が低いので、連対が3年間ない関東馬が今年あたりはとみて、メジロブライトとグランシェールを厚めに考える。 |
及川 | キョウエイマーチ、メジロドーベルの一騎打ちムードだが、果たしてこの2頭であっさり決まるのか?キョウエイマーチの前走のタイムは確かに4歳牝馬にしては驚異的であるが、そういえば黄菊賞で1分33秒台でランニングゲイルを千切ったアサカホマレってどこへいったんだ?シーズプリンセスもファンタジーSで1分21秒2出してるぞ。しかも、前走の相手は休み明けのシーズプリンセス、クイーンCが案外で勢い低下のダイチシガーが相手では強調する材料もないか。メジロドーベルはなぜか前回惨敗が返って好評価につながってる感じさえする。阪神3歳S馬で格は上かもしれないが、同レース出走馬は今回シーズプリンセスしか出走してこないというのは同レースのレベルの低さを表しているものと考える。と多少強引にキョウエイマーチとメジロドーベルの不安材料をあげたところで、では何が桜花賞での中心馬となるのか、それはオレンジピールしかいない。当時好メンバーといわれたクイーンC、チューリップ賞と王道を連勝してきた実力馬。クイーンCは先行逃げ切りパターンの開幕東京コースにはまったこと、勝春の好騎乗が勝因といわれているが、勝春でもあの騎乗ができたというのはこの馬の競馬センスの賜物といえる。今回は鞍上も河内で心配なし。ただいま私生活でも万馬券を手にした絶好調男の福田さんの所有馬であることが魅力の一つでもある。なら対オレンジピール2勝のワンダーステラはどうするの?とは言わないで。(実は本人からは及川君オレンジピールは買わないで、及川君が買わなければ勝てる気がすると言われている。)2番手にまだこの馬本来の競馬をしたことがないプロモーション。昨年のイブキパーシヴとは何かが違うんじゃない?とは言わないで。3番手は冒頭の2強消しの理由を覆してシーズプリンセス。もう何も聞かないで。 以上です。ちょっと長すぎましたね。しかも遅すぎましたね。今回馬券を買う上での本当の敵はオッズでしょうね。キョウエイマーチとメジロドーベルの組み合わせで2倍とか3倍とかじゃ僕の元手じゃ買う気がしない。でも、完全に2強を切って買うことができる気もしない。 |