沖縄の苗字


 沖縄にはおよそ1,500種の名字があると言われています。そして、その大半が本土では珍しい、沖縄独特の名字です。
 また、沖縄の名字は、大半が「地名」「字」などからきているものです。

 沖縄で多い名字と言えば、3大名字と言われる「比嘉(ひが)」「金城(きんじょう)」「大城(おおしろ)」に加え、「宮城(みやぎ)」「新垣(あらかき)」「玉城(たまき・たましろ)」「上原(うえはら)」「島袋(しまぶくろ)」「平良(たいら)」「山城(やましろ)」がベスト10と言われております。

 このほかには「知念(ちねん)」「宮里(みやさと)」「下地(しもじ)」「仲宗根(なかそね)」「照屋(てるや)」「砂川(すながわ)」「仲村(なかむら)」「城間(しろま)」「新里(しんざと)」なども、多い名字です。


 また、本土と同じ読みの名字であっても、本土で一般的なとは表記が異なる名字も少なくありません。
 例えば

「なかむら」→「仲村」
「さかい」→「佐加伊」
「なかそね」→「仲宗根」
「まえだ」→「真栄田」
「やぎ」→「屋宜」

という具合です。

 また、本土では一般的な「鈴木」「佐藤」「斉藤」「田中」などという名字は、本土からの移住者を除いては沖縄では珍しいようです。



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