パイナップル



 南国の果物、パイナップルです。
 ブラジル原産で、集合果が長さ30cm程になり、生で食べたり、缶詰などに加工されます。
 沖縄では、主に本島中北部や八重山方面で栽培されていますが「赤土の酸性土壌でなければ生育できない」「水はけの良い所でなければ育たない」などの条件があります。
 作付け後、1〜2年で収穫でき、一株のパイナップルから一度に1個の実がとれますが、次第に甘味が落ちてくるため、4〜5年で新しい株に植え替えられるそうです。
 みなさんの中には、パイナップルが木に実ると思っている方も少なからずいらっしゃるのでは?と思うのですが、写真を見てもわかるように、地面から生えた「株」の上に実がつきます。

 さて、沖縄でのパイナップル事情ですが、過去には基幹作物の一つとされてきましたものの、最近では栽培面積が減少しています。
 特に、1990年のパイン缶詰輸入自由化以降、外国産との価格競争で大きなダメージを受けました。



新しく植えつけられた畑 収穫間もない畑

小さな実が付きました 表面がパイナップルらしくなってきました

間もなく収穫です パイナップルがゴロゴロ



戻 る