テンカラというのは、日本古来から伝わる毛鉤釣りのことで、各地にさまざまな形で伝承されています。
若者を中心に人気となっているフライフィッシングと異なり、道具立ても簡素で、ラインを飛ばすテクニックも要らず、比較的アプローチし易い釣りといえるかもしれません。
もちろん、テンカラ師の方々からは、その奥の深さを知らずして・・・とお叱りを受けるかもしれませんが、テンカラ初心者の私は、それほど深く考えず、ただただ手軽に楽しめる釣法の一つとして捉えています。
テンカラの良いところは、なにしろ道具立てが簡素なことで、「竿+ライン+ハリス+毛鉤」とこれだけがあればどこででも竿が出せることです。
エサなどを用意する必要もなく、気が向いたときに、わずかな空き時間でも、気軽に竿を出せるわけですから、釣りキチにはこれほど有り難いものはありません。
私の場合は、幸いなことに家の近くに程よい大きさの川がありますので、遠出できない時や、休日に所用があるようなときでも、少しの空き時間を利用して竿を振ることができます。
私にとっての「テンカラ釣り」は、小腹が空いたとき、ちょっとの時間で食べれるような「立ち食いそば」や「牛丼」のようなもので、無くてはならないモノであります。
みなさんも「テンカラ釣り」を初めてみてはいかがでしょうか?
以下に、テンカラに必要な道具を紹介しておきます。
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