[ 2005年8月の日記 ]
最悪の日
8月9日少し早い夏休み、午前2時過ぎに自宅を出発し伊達市の「黄金ボートセンター」へ向う。
2時間ほどで到着するも、ボートセンターへ通ずる唯一の踏み切りが工事中で通行止めで足止めを食ってしまう。
線路を挟んで向かいのコンビニの駐車場で待機していると、同様足止めを食ったと思われる数人がたむろしている。
作業員の話では5時過ぎには作業が終わるとのことであったが、一向に作業が終了する気配もなく、やむなく他の釣り人と同じように、線路向こうに車を置いたまま、釣り具を担いで線路を横切りボートセンターへ、思えばこれが散々な一日の始まりであった。
まずはボートを漕ぎだし沖へ向うが、元来のものぐさである故、苦労して遠くまで行くのは真っ平御免、なにしろ東からの出し風であるため、下手に遠くへ漕ぎだせば帰ってくるのに難儀するのは目に見えている。
適当なところでアンカーを下ろし竿を出すと間もなく魚信があるものの、ギスカジカ(ツマグロカジカ)の集中攻撃と相成った。
それでも粘って小突いていると小型ながらポツリポツリとカレイが上がりだし、アブラコも混じる。
ポイントがよかったのか、「しばらくはここで・・・」と思っていたところ、なんとカモメがフラシにちょっかいを出してくるではないか。
人様の釣った獲物を横取りしようという魂胆のようだが、なんとカモメが加えた瞬間に、フラシを縛っていた紐が解け魚の入ったフラシが流出、慌ててアンカーを上げ回収に向う。
無事回収は出来たものの、それ以降釣れるのはカジカばかりでどうにもよろしくない。
その後、徐々に出し風が強くなり、加えて小さなウネリが横波となって襲いかかりどうにも落ち着かない。
やむなく浅場に戻るとこんどは昆布根かなにかで根かがり、竿をあおったはずみで竿が折れてしまった。
全くもって良いところ無しで、散々な釣行となってしまった。
その後はルアーロッドにブラー仕掛けで探ってみたが、イシモチ(イシガレイ)を一枚追加しただけで納竿となった。
時期が時期だけに釣果も思わしくなく、散々な一日であった。
釣行日時
2005年8月9日 05:00〜10:30
ポイント
伊達市黄金海岸沖(手漕ぎボート)
気象状況
中潮(月齢4.0)
曇り、東からのやや強い風
タックル1
仕掛け
付けエサ
タックル2
仕掛け
付けエサ
主な釣果
1.8m30号船竿+小型両軸リール
船天秤仕掛け+20号オモリ
活青イソメ、エビ塩イソメ
6フィートルアーロッド+小型スピニングリール
ブラー15g
活青イソメ、エビ塩イソメ
イシガレイ30cm×1、20cm×1
マガレイ20cm×2
アイナメ25cm×1、15cm×1
ツマグロカジカ10〜15cm×20+
Run&Gun?
8月10日の釣行。
ルアーマン、特にベイエリアでロックフィッシュ(根魚)などを狙う人種の間では、短時間で港々(ポイントポイント)を釣り歩く事を「Run&Gun」というらしい。
もっとも、天狗ウキでお馴染み三宅島のメジナ釣りの名手「高橋哲也」なども出演作のビデオタイトルに使っていたくらいだから、ルアーマンに限ったことではないのかもしれないが・・・。
さて、投げ釣りが中心で一度腰を落ち着けるとじっくり粘りたい性質の私にしてみれば、あまり馴染みの無いアプローチではあるのだが、今回はブラーでの根魚狙いということで、東積丹方面の港をいくつか攻めてみることにした。
まずは美国漁港、南防波堤から入るが先端は工事中で立入禁止、キャステキングを繰り返しながら徐々に岸壁側へ戻ってくる。
街路灯の下には無数のウミタナゴが回遊しており、タナゴ釣りも面白いかな?などと思っていると、開始から30分ほどで15センチほどの小さなカジカが掛かる。
狙いはクロゾイなのでさっさとリリース、再び水中観光船乗り場あたりで20センチほどのカジカが掛かるが、やはりこちらもリリース。
結果として、今回の釣果はこの2匹のみとなるわけだが、このときにはそんなことは思いも寄らぬことであった。
続いて外防波堤側に移動するが、なんと先端付近に工事船が係留さてれおり、中間部までの釣りとなった。
釣りが出来ないことはないのだろうが、トラブルになるのは嫌なのでしばらくキャステキングを繰り返したあと、魚信も無いままに撤収となった。
次は古平漁港に移動。
まずは東防波堤に入るのだが、こちらも中間部あたりに工事船が・・・先に進むのを止め西防波堤に移動する。
防波堤基部から徐々に攻めていくが、こちらも無数のウミタナゴが泳いでいるのが見えるが、一向にターゲットからの魚信は無い。
そのうち、防波堤基部の広場に停めていた車のそばで、大学生のグループと思われる団体が騒ぎはじめた。
先に進もうと思う一方で、車にいたずらをされては・・・という嫌な思いを脳裏をよぎり引き返す。
結局釣りらしい釣りは出来ずに移動する。
最期は余市漁港。
まずは南防波堤の様子を伺うが先客や夕涼み?の若者が多く、甲乙防波堤へ移動。
先端付近まで歩き、周囲を探るが反応は無く、今夜は車中泊で翌朝も釣りをする予定であるので、これで納竿とする。
目立った釣果は得られなかったが、夜釣りをしたことのない港で、夜間の現場の様子が分かり、良い釣行となった。
釣行日時
2005年8月10日 19:00〜21:00
ポイント
積丹町美国漁港港内
気象状況
中潮(月齢5.0)
晴れ、微風
タックル
仕掛け
付けエサ
主な釣果
8ftルアーロッド+小型スピニングリール
ブラー15g
エビ塩イソメ
カジカ15〜20cm×2
釣行日時
2005年8月10日 21:30〜22:30
ポイント
古平町古平漁港港内
気象状況
中潮(月齢5.0)、微風、晴れ
タックル
仕掛け
付けエサ
主な釣果
8ftルアーロッド+小型スピニングリール
ブラー15g
エビ塩イソメ
無し
釣行日時
2005年8月10日 23:00〜24:00
ポイント
余市町余市漁港港内
気象状況
中潮(月齢5.0)
晴れ、微風
タックル
仕掛け
付けエサ
主な釣果
8ftルアーロッド+小型スピニングリール
ブラー15g
エビ塩イソメ
無し
初モノ
8月11日、先夜のうちに余市から小樽に移動し、色内埠頭公園の駐車場で仮眠。
ハゼ釣りが目的なので午前6時半までたっぷりと駄眠をむさぼる。
色内埠頭か北浜岸壁で・・・と思っていたが、さすがに平日はどこの釣り場も閑散としている。
通称コの時の基部に車を停め、道具をもって先端まで移動。
最初は思わしくない様子であったが、午前8時過ぎぐらいからポツポツと魚信がで出す。
小型のデキハゼが多かったが、遠投した天秤仕掛けには20センチを越すかと思われるようなヒネハゼも掛かった。
魚信が続いたり途切れたり、実釣5時間半で合計32匹、10分に1匹という満足とはいかないまでもそこそこ楽しめる釣りとなった。
今シーズン初モノとなったハゼは、早速夜の食卓に唐揚げとなって並んだのだが、本当は天ぷらのほうが・・・。
釣行日時
2005年8月11日 07:00〜11:30
ポイント
小樽市小樽港色内埠頭 通称コの字外側先端
気象状況
中潮(月齢6.0)
晴れ、北東からの弱い風
タックル1
仕掛け
付けエサ
タックル2
仕掛け
付けエサ
タックル 3
仕掛け
付けエサ
主な釣果
3.6m20号投げ竿+中型スピニングリール
ジェット天秤20号+ハゼ用天秤仕掛け
活青イソメ、エビ塩イソメ
8ftルアーロッド+小型スピニングリール
ブラー15g
活青イソメ、エビ塩イソメ
6ftルアーロッド+小型スピニングリール
ブラー10g
活青イソメ、エビ塩イソメ
ハゼ10〜20cm×31匹
クロガシラガレイ15cm×1匹
盆休み
8月14日、世間では盆休みの真っ只中、夜釣りでカタクチイワシにあわせ、クロゾイでも釣れればという目論見で門別漁港に向う。
夜釣りということで、午後3時過ぎに自宅を出発、苫小牧市内の釣具店で餌を仕入れたあと門別に向うが、行楽帰りの車なのか苫小牧方面がかなりの渋滞となっている。
現地には午後6時頃到着、あまり天気がよくないが予定の北防波堤先端は先客でびっしり、やむなく漁協前の岸壁、左側の船揚げ場の横で竿を出す。
釣り始めて間もなく降り出した雨が徐々に強くなり、なんの魚信も無いままに撤収。
苫小牧方面に引き返すが、小雨のなかどこの釣り場も満員御礼、さすがは盆休みと白老まで走る。
時間も時間だけに釣り人は少ない。
カタクチでも狙おうと集魚灯を出すとイカが寄ってきた。
あいにくイカの仕掛けは持っておらず、車に放り込んであった餌木を試すも全く乗らず空振りに終わる。
折角の夏休みをこれでは終われないと、苫小牧で竿を出すか伊達まで走るか、それとも・・・結局門別まで戻り、朝まで粘るも全くの徒労に終わった。
釣行日時
2005年8月14日 18:30〜20:30
ポイント
門別町門別漁港漁協前岸壁左手
気象状況
小潮(月齢9.0)
小雨、南からの弱い風
タックル
仕掛け
寄せエサ
主な釣果
4.2m30号投げ竿+大型スピニングリール
投げ胴突き仕掛け+30号オモリ
活青イソメ
無し
釣行日時
2005年8月14日 23:00〜01:00
ポイント
白老町白老漁港旧西防波堤基部
気象状況
小潮(月齢9.0)
曇り、微風
タックル1
仕掛け
付けエサ
タックル2
仕掛け
寄せエサ
付けエサ
主な釣果
4.2m30号投げ竿+大型スピニングリール
投げ胴突き仕掛け+30号オモリ
活青イソメ
3m2号磯竿+小型スピニングリール
チカ用5号サビキ仕掛け
アミエビ
アミエビ
無し
釣行日時
2005年8月15日 03:00〜06:00
ポイント
門別町門別漁港漁協前岸壁左手
気象状況
若潮(月齢10.0)
晴れ、微風
タックル1
仕掛け
付けエサ
タックル2
仕掛け
寄せエサ
付けエサ
主な釣果
4.2m30号投げ竿+大型スピニングリール
投げ胴突き仕掛け+30号オモリ
活青イソメ
3m2号磯竿+小型スピニングリール
チカ用5号サビキ仕掛け
アミエビ
アミエビ
無し
生態反応無し
8月28日の日曜日、夕食を済ませてから小型のクロゾイでも釣れないものかと夕涼みがてら苫小牧西港へ釣行。
東埠頭近くのえびす釣具店でエサを入手しようとしたが、すでに閉店しておりやむなくホームセンターのホーマックまで車を走らせる。
あいにく活イソメの状態が悪く、やや値が張るものの塩イワムシを購入し港に戻る。
まずは北埠頭を端から端まで探るが反応が無く、実績のある漁港区へ移動。
あちこちに先客があるものの、空いているところで探りを入れてみる。
あまり風は無いが、ややウネリとともに波ッ気がありソイには良い条件かと思ったのだが、こちらも反応が無い。
ミニソイでも掛かれば粘る気にもなるのだが、どうにも釣れる気がせず早々の撤退となった。
釣行日時
2005年8月28日 19:00〜20:30
ポイント1
ポイント2
苫小牧市苫小牧西港北埠頭
苫小牧市苫小牧西港漁港区
気象状況
小潮(月齢22.0)
晴れ、南からの弱い風
タックル
仕掛け
付けエサ
主な釣果
8ftルアーロッド+小型スピニングリール
ブラー銀15g
塩イワムシ
無し
サバサバ、サバサバ
8月29日、小サバが釣れているという岩内港への釣行。
ここのところ、夏枯れを言い訳にまともな釣りをしていないので、なんとか獲物をゲットしたいということで、夜半まで釣りをしたあと仮眠をとって翌朝も・・・という予定である。
昼過ぎに自宅を出発し、札幌の釣具店などを覗いたりしながら岩内に向う。
途中、食料の調達などを済ませ現地到着は午後5時に近くなってからであった。
お馴染みのフェリー埠頭に到着すると、人気ポイント「通称:かど」はすでに先客がある。
混雑を嫌い南側の岸壁に釣り座を設定。
岸壁から海を覗き込むとコマセを打たずとも小魚が群れている。
早速サビキ仕掛けを投入するとすぐさま竿が曲がり、仕掛けが右へ左へと走る。
狙いのサバが早速釣れ、小サバに小アジ、さらには小さなサヨリが混じる。
暗くなると魚信も遠のき、その合間に水中ライトを投入、続いて投げ竿を出し、すでに時期遅れとは思いながらもイカの仕掛けも。
サビキのほうにはポツリ、ポツリとサバが掛かるも、投げ仕掛け・イカ仕掛けのほうは全く無反応。
翌日の釣りに備えて、午後11時には車の中で仮眠に入った。
翌朝、携帯のアラームで目を覚ますと、少し離れたところに釣り人があり、ポツポツとサバが上がっている様子。
早速仕掛けを降ろすとすぐさま反応があるが、群れが薄いのかそれが続かない。
ここは勝負と、アミエビに加えサビキ用集魚剤の「アジジャック」を入れると、あっと言う間に小魚が群れてくる。
コマセの煙幕の中に、スピード仕掛けでアミエビを付けたサビキを落とすと一気に竿先が持っていかれる。
若干のムラはあったがコンスタントに釣れ続け、午前8時頃やや魚信が遠のいたのを機に納竿とした。
釣行日時
2005年8月29日 17:00〜23:00
ポイント
岩内町岩内港フェリー埠頭南側岸壁
気象状況
長潮(月齢24.0)
晴れ、北西からの弱い風のち南東からのやや強い風
タックル1
仕掛け
寄せエサ
付けエサ
主な釣果
5.3m2号磯竿+小型スピニングリール
アジサビキ6号
アミエビ
付けエサ
サバ15〜20cm×20+
アジ(マアジ?)5〜10cm×5〜10
サヨリ15cm×1
カタクチイワシ10cm×1
ウグイ15〜25cm×3
タックル2
仕掛け
付けエサ
主な釣果
4.2m30号投げ竿+投げ専用スピニングリール
投げ胴突き仕掛け+30号オモリ
活青イソメ、塩イワムシ
ネズミゴチ(メゴチ)15cm×1
タックル3
仕掛け
付けエサ
主な釣果
5.3m1.5号磯竿+小型スピニングリール
テーラー2段仕掛け+2号電気ウキ
エビ塩ササミ
無し
釣行日時
2005年8月30日 05:00〜08:00
ポイント
岩内町岩内港フェリー埠頭南側
気象状況
若潮(月齢25.0)
晴れ、南東からのやや強い風
タックル
仕掛け
寄せエサ
付けエサ
主な釣果
5.3m2号磯竿+小型スピニングリール
アジサビキ6号
アミエビ+アジジャック
アミエビ
サバ15〜20cm×40+
アジ(マアジ?)5〜10cm×5〜10
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