[ 2005年6月の日記 ]


黒鯛相手に鍛えた技?
 6月3日、平日の休みで岩内へ釣行。
 そろそろ終盤に近づいた春ホッケ狙いなのだが、4月の末に良い思いをしているので期待は大きい。
 今回は明るくなってから自宅を出発し、現地到着は午前8時過ぎとなった。
 人気の釣り場だけに混雑が予想されたが、平日ということもあり4〜5人の先客があるのみで思ったポイントで竿を出すことができた。
 前回はウキサビキであったが、今回は完全なるウキフカセ仕掛けで、久しぶりにインターラインロッドとレバーブレーキリールの登場となる。
 周囲はあまり釣れている雰囲気ではなかったが、コマセを打ち始めて30分ほど経った頃、待望の1匹目が磯竿を大きくしならせる。
 ホッケ特有の引きを楽しみながら抜きあげると、中型ながらキレイな魚体をしたホッケが上がってきた。
 それからはコンスタントに連れ続けたが、9時半を回ったあたりからポツポツと雨が降りだした。
 いくらもしないうちに急に風が強くなりだし、雨も強くなる。
 早々に切り上げようかとも思ったが、ここまで来て中途半端な釣行になるのは嫌であったのでレインウエアを着て粘ることとする。
 ペースは落ちたものの、相変わらずホッケは釣れ続け、一本出しておいた投げ竿にはまったく構う暇が無い。
 午前11時を過ぎたあたりからやや魚信が遠のき、ホッケに交じりアカハラ(ウグイ)が上がるようになる。
 昼近くなって雨が上がるが釣果のほうは一進一退の状態が続く。
 私の釣果を見て、釣り座のほうも混んできたために12時半で納竿、実釣4時間ほどでホッケ31匹、マガレイ1匹の釣果となった。

 それにしても性格が悪いと言われそうだが、周囲があまり釣れていない所で自分だけ釣れているとういう状況は、釣り人としてこれほど気持ちの良いことは無い(笑)
 北海道ではまだまだウキフカセ釣りの認知度は低く、タックルもテクニックもまだまだ理解されていない釣り人が多いように思われる。
 おなじ場所で同じように釣っていても、本州でクロダイやメジナを相手していた私には、ホッケは比較的組しやすい相手ではある。

ポイント 岩内町岩内港フェリー埠頭 通称角
釣行日時 2005年6月3日 08:30〜12:30
気象状況 中潮(月齢25.8)
小雨一時強い雨、東からのやや強い風一時強い風
タックル1
  仕掛け
  寄せエサ
  付けエサ
タックル2
  仕掛け
  付けエサ

主な釣果
5.3m1.5号磯竿+小型スピニングリール
  3B円錐ウキ+3号チヌ針
  ホッケ用集魚剤+オキアミミンチ
  オキアミ
4.2m投げ竿+大型スピニングリール
  投げ胴突き仕掛け+30号オモリ
  活青イソメ

ホッケ20〜30cm×31
マガレイ15cm×1
ウグイ20〜30cm×5



偵察隊
 6月19日、前日知人と飲みに出ていたために午前10時ごろに家を出る。
 釣果は期待できないため、以前から気になっていたポイントを回ってみることにした。
 まずは日高方面だが、清畠一帯を覗いてみる。
 このあたりは防潮堤に車を横付けできるため、晩秋から冬場のカジカポイントとして人気が高いそうで、この日中でもあちこちで竿を出す姿が見られる。
 テトラポットが入っているところも少なくないのだが、場所さえ選べば非常にアクセスの良い釣り場が点在している。
 清畠駅の裏手で1時間半ほど竿を振ってみたが、あまり水深は無いようでやはり夜釣りでなければ厳しいのかもしれない。
 当日はウネリがやや強くゴミが気になったが、カジカの時期には一度訪れてみたいポイントである。

 次には苫小牧方面にもどり、厚真町と鵡川町の境を流れる入鹿別川河口を覗いてみる。
 以前、ネットの個人釣りサイトで知ったポイントであるが、変哲の無いごく普通の砂浜であり、あまり興味はそそられなかった。
 ただ、河口ということで真水の流入を好むカジカには良いのかもしれない。

 次は、以前からかなり気になっていた苫小牧真砂町付近の海岸に向う。
 ここは苫小牧発電所からと思われる排水がでている所で、面白いポイントであるのだがあまり釣り人の姿を見かけることはない。
 現場に到着したのは午後3時ころであったが、海岸そばの空き地にはかなりの数の車が停まっており、「これは先を越されたか・・・」と思ったものの、海岸に出ると一帯はサーファーが大勢であった。
 ここでの釣りは諦め、もう一カ所目をつけていた勇払寄りのポイントで竿を出してみるも、こちらも、ウネリが強く流れ藻で釣りどころではなかった。

 最期に苫小牧美原町の錦岡海岸に向う。
 ここはそこそこの有名ポイントとのことで、そこそこの期待をしていたのだが、休日の夕暮れ時ということで、夕涼みがてらのアベックや家族連れで竿を出せるポイントがほとんどなかった。
 海岸までのアクセスはかなり良いので、いずれ朝マヅメを狙った釣行を試みたい。

ポイント 門別町清畠 JR清畠駅裏
釣行日時 2005年6月19日 12:30〜14:00
気象状況 中潮(月齢12.2)、晴れ
タックル
  仕掛け
  付けエサ

主な釣果
4.2m30号投げ竿+大型スピニングリール
  投げ胴突き仕掛け+30号オモリ
  エビ塩イソメ

無し

ポイント 苫小牧市勇払 下水処理場付近
釣行日時 2005年6月19日 15:30〜16:30
気象状況 中潮(月齢12.2)、晴れ
タックル
  仕掛け
  付けエサ

主な釣果
4.2m30号投げ竿+大型スピニングリール
  投げ胴突き仕掛け+30号オモリ
  エビ塩イソメ

無し



期待外れ
 6月25日、とりあえず東積丹方面を目指し家を出る。
 きちんとした計画も立てぬまま、とりあえず小樽はパスし、余市まで走る。
 港の様子を見るも、あまり釣り気がおきず、先に進むか西積丹まで走るか思案をする。
 とりあえず近場で車のそばで竿を出せる古平港内で・・・ということで先に進む。
 先客が多いもの、−5M岸壁の左角が空いていたのでなんとか竿を出す。
 ほとんど魚信の無いまま時間だけが過ぎてゆき、結局ホッケ1匹で納竿とする。

 帰りの足で小樽港を覗いてみるが、すでに先客で各岸壁はいっぱいの様子。
 午後から札幌の祖父宅に顔を出すことになっていたので、本日の釣行はこれで終了とすることとした。

ポイント 古平町古平漁港 −5M岸壁左角
釣行日時 2005年6月25日 06:00〜09:00
気象状況 中潮(月齢18.2)、曇り、微風
タックル
  仕掛け
  付けエサ

主な釣果
4.2m30号投げ竿+大型スピニングリール
  投げ胴突き仕掛け+30号オモリ
  エビ塩イソメ

ホッケ30cm×1



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