[ 2005年4月の日記 ]


どこで、どうすれば釣れるの???
 4月2日、このところの不調続きで「今日こそは!」と気合だけが空回りするわたくしでございますが、まずは泊村の兜千畳敷を目指しました。
 自宅から3時間かけて午前6時過ぎに現場到着、土曜日ということですでに20台ほどの車があったのですが中にはすでに帰り支度をしている釣り師もおり、話ではあまり釣果は上がっていないとのことで早々に不安がよぎります。
 上から釣り場の様子を伺ってみると風が強くややウネリも入っておりまして、釣り座の低いところはところどころ潮を被る状態で入れるところが限られている様子でした。
 ものぐさ釣り師は安全第一なので、直ちに釣り場変更といきたいところですが、とりあえず下に降りて様子を伺ってみることにしました。
 平盤に降りてみると、西からの風が思った以上に強く、風表になるところは完全に潮を被っているところもありますが、先端部の左側に入っていた釣り人が丁度帰るところで、運良く釣り座が空いたので思い切ってそこに入ることにしました。 
 右側にも先客がいるうえに斜め前からの風が強いため、オマツを避けるためにとりあえず竿を1本だけ出してみましたが、風が強い上にウネリで竿先が引かれるので、魚信があってもとれそうにありません。
 じっと我慢の釣りとなりましたが、風は強まるばかりでウネリも強くなり、結局1時間半で退却することとしました。

 西寄りの風ということで、東積丹に戻るかそれとも寿都まで走るか判断に迷うところですが、とりあえず岩内港の様子を偵察したあと、結局古平へ戻ることに。
 好ポイントはすでに千客万来ということで、港中央部の−5M岸壁から投げ竿を2本出しました。
 こちらはほぼ真横からの風となり、時折突風が吹きすさぶ中での釣りとなりました。
 1本の仕掛けには、上にコマセネットを付けアミエビを寄せ餌としましたが、コレが利いたのかこちらにはヒトデばかりが・・・一方、コマセなしのほうには何の魚信も無いうえに、ヒトデにすら嫌われたようです。
 先客の話では早朝から粘ってカワガレイ1枚のみとのことですから、釣果が期待できるわけでも無く、ここも2時間半で退却となりました。

 帰路、小樽の厩町岸壁を覗いてみましたが、すでに割り込む隙間も無く、明日に備えて今日のところは撤収することに・・・。
 それにしても、この時期はどこに行って何を釣れば良いのやら・・・石狩河口のカワガレイと、小樽南防のクロガシラは好調のようですが、近場ではほかの釣りモノにはあまり期待できない様です。

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 ポイント1:泊村兜千畳敷
  タックル:4.2m30号投げ竿+投げ専用スピニングリール
  仕掛け:投げ胴突き仕掛けカレイ針13号2本針+30号オモリ
  エサ:エビ塩イソメ
 時間:AM6:30〜AM8:00
 気候:小潮(月齢22.7)、曇り、西からの強い風
 釣果:なし
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 ポイント2:古平町古平漁港−5.0M岸壁
  タックル:4.2m30号投げ竿+投げ専用スピニングリール
  仕掛け:投げ胴突き仕掛けカレイ針13号2本針+30号オモリ
  エサ:エビ塩イソメ
 時間:AM9:00〜AM11:30
 気候:小潮(月齢22.7)、晴れ、南西からの強い風
 釣果:なし(ヒトデ4匹)



厄年全開!!!釣行断念(釣行記に非ず、ただの愚痴なり)

 4月3日、昨日のリベンジとばかりに苫小牧方面にチカ狙いで朝5時の起床すると、なんと外は雨降り・・・それも、けっこうな雨でみるみるのうちに戦意喪失に陥る。
 どうやら午後からは回復するとのことで決戦は夕マヅメに持ち越しということにして、午前11時ごろに自宅を出発する。
 ウトナイを過ぎたあたりから、西のほうに青空が見え始め、釣れない苫小牧(?)よりも、門別にするかそれとも白老でも行ってみるかと思案するも、とりあえず苫小牧の様子をみようと考る。

 まずは一番近い中央北埠頭へ・・・ということで、国道36号線を曲がらず直進、JRの陸橋を越え、道道上厚真苫小牧線を横切り、西港区に入った途端、異変が起きたのです。
 「ボコッ」何かを踏んだと思った瞬間、車のタイヤから異音がし始めました。
 何か踏んだときにスタッドレスタイヤのトレッドに何か挟まったのか、それともタイヤハウスに何か巻き込んだのか?と恐る恐る車を降りた途端・・・「シュー」という空気が漏れる音が、、、「やった・・・パンクだ・・・」
 音の出所は左の後輪で、タイヤをチェックすると、なんとタイヤの表面から厚さ2ミリ、幅1.5センチほどの鉄板のようなものがタイヤに突き刺さっているではないですか・・・。
 「・・・・」と落ち込んでいる間にも、見る見るタイヤの空気が抜けて行くので、我に返った私は後部に積んであった釣り具一式をかき分け、工具と緊急用タイヤを取り出しタイヤ交換を済ませました。
 当然、このまま釣り場に向かう気力は無く、タイヤショップに持ち込み修理を依頼、刺さった鉄片を引き抜くと、なんと6〜7センチもの長さがあり、ビックリさせられました。
 店員の話では、傷口の幅が広いので修理で対応できるかどうか判らないとのことだったが、あとひと月もすれば夏タイヤに履き替えようかという時期に、新しいスタッドレスタイヤを買う気にもなれず、ダメ元で修理を依頼、ホイルを外し、裏からパッチを当てる補修方法でなんとか再使用できる様にはしてもらうことに成功した。
 ただ、できるだけ早いうちにほかのタイヤに履き替えること、それまでは週イチくらいのペースで空気圧のチェックをするようにと念を押され、暗く重い気分で帰宅する。
 来シーズンは冬タイヤを買い換えと思っていたので、今履いているタイヤはそのまま履き潰すつもりでいたがそれも叶わず、物置に眠っている夏タイヤは、どうみでもあと2シーズンはもたず・・・実を言えばつい先日にはカーナビも壊れ・・・後厄の今年いっぱいはこの後いったい何が起こることやら・・・。

 それにしても、雪解け時期の港には、いったい何が落ちているか判らないので、みなさんも十分に注意して下さいまし。



粘り勝ち
 4月16日、前日は職場の飲み会だったために、昼からの出撃となる。
 チカ狙いで毎度お馴染みの門別漁港に向かい、いつもの北防波堤中ほどに釣り座を構え、2本の竿を出し終え実釣開始となったのは潮止まりの午後1時半ころであった。
 しかしながら、コマセを打ち、餌を付けて仕掛けを投入しても一向にあたりはなく、それこそ1時間に1匹というペースで周囲の釣り人は諦めて帰り出す始末。
 午後4時を過ぎたあたりからややペースがあがりなんとか二桁に届くかという感じになってきた。
 午後5時を過ぎ「これなら一回分のオカズにはなるかな・・・」と思っていたころ、突然群れが回ってきたのか、2本出している竿に交互に魚信がでだす。
 チカを上げている間に、素針のサビキに次のチカが掛かっているという爆釣モードに突入・・・と思いきや、わずか30分ほどで打ち止め。
 それでも30匹ほどのチカがあがり、中には20センチを越えるかと思うほどの大チカも混ざっていた。
 ここのところ、満足のいく釣りが出来ていなかったが、久しぶりに「釣り!」と言える釣果を見た。
 
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 ポイント:門別町門別漁港北防波堤中間部内向き
  タックル:5.2m2号磯竿+小型スピニングリール
  仕掛け:チカサビキ
  エサ:アミエビ
 時間:PM1:30〜PM6:30
 気候:小潮(月齢7.3)、晴れ、はじめ南西のちに南からのやや強い風
 釣果:チカ10〜20cm×32匹



連勝成らず
 4月24日、カレイを狙って伊達に釣行。
 伊達市の東浜でカレイが釣れだしたとの情報を信じ、昨年の秋に良い思いをさせてもらった伊達黄金海岸に向かう。
 人気釣り場でありながら、日曜日の朝マズメに誰も釣り人が居ないという、非常に嬉しい状況に一抹の不安を覚えつつ、自作天秤仕掛けにエビ塩イソメをたっぷりつけてフルキャスト・・・一投目から大きな魚信が・・・という筋書きだったのが、一向に竿先が動く気配は無し。
 脳裏によぎった一抹の不安が現実のものとなりつつあることを、心のどこかで打ち消しながら、仕掛けをさびいて誘いをかけ、また餌を付けなおして打ち返す作業を繰り返す。
 前回釣行の「粘り勝ち」の教訓はあったが、朝マズメ2時間全く魚信無しという状況に我慢しきれず、早々の撤退となった。
  
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 ポイント:伊達市黄金海岸
  タックル:4.2m30号投げ竿+投げ専用スピニングリール
  仕掛け:投げ天秤仕掛け
  エサ:エビ塩イソメ
 時間:AM6:00〜AM8:00
 気候:大潮(月齢15.3)、晴れ、西からのやや強い風
 釣果:無し



釣れるコツ
 釣れるコツ、それは「釣れている場所に行って、釣れている釣法で釣ること・・・」

 4月25日、平日の休みで積丹方面へ。
 当初の狙いは兜千畳敷だったのだが、西積丹は西寄りの風が強いとの予報で、まずは古平漁港で竿を出してみる。
 魚信の気配すらなく、先日の伊達の悪夢が頭をよぎる。
 2日連続でのボウズはなんとか避けたいということで、強風覚悟でホッケが釣れているという岩内港に向かう。

 岩内には午前7時過ぎに到着、平日だというのに人気ポイントのフェリー埠頭角は満員御礼で入る隙間がなく、やむなく南側の岸壁で竿を出すことに。
 好ポイントがなければ、コマセで作れ!ということで、マルキューの「サッとオキアミ+ホッケ専用まきえ」に札幌ベイトの「アミピュア」をブレンドし、まずはホッケを集めにかかる。
 がまかつの「ホッケサビキ」にオキアミを付け、ウキ仕掛けでポイントに投入すると30分もしないうちに30センチほどのホッケがあがり、これでボウズは逃れたと、まずは胸をなで下ろす。
 その後も爆釣とはいかないまでもコンスタントに釣れ続け、実釣5時間で20匹のホッケが釣れた。
 サイズも30センチをアベレージに25〜35センチとまずまずの型で、久しぶりに満足できる釣行となった。
 なお、投げ釣りのほうは小型のスナガレイとホッケが1匹づつ掛かっただけで不本意な結果に終わった。

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 ポイント:岩内町岩内港フェリー埠頭南側
  タックル1:5.3m4号磯竿+中型スピニングリール
   仕掛け:投げ天秤仕掛け
   エサ:オキアミ
   コマセ:オキアミ+アミエビ+ホッケ用コマセ
  タックル2:4.2m30号投げ竿+投げ専用スピニングリール
   仕掛け:投げ天秤仕掛け、投げ胴突き仕掛け
   エサ:活イソメ、エビ塩イソメ
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 時間:AM7:30〜PM12:30
 気候:大潮(月齢16.3)、晴れ、南の強い風
 釣果:ホッケ25〜35cm×21、スナガレイ15cm×1



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