[ 2004年11月の日記 ]


嫌な予感が的中
 11月3日、今にも雨が降りだしそうな空模様の中を釣行。
 苫小牧方面は午後から雨・・・との天気予報を信じて苫小牧西港中央北埠頭へ。
 しかしながら好ポイントには先客があり、また岸壁に船が着いていて入れる場所が無く断念、あまり東埠頭へ回ってみるも思わしくなく、思い切って白老まで走る。
 途中、小雨が降り出し、白老に到着したころにはかなりの雨が降っていた。
 やむなく苫小牧に戻ると、雨雲はなんとか持ちこたえている様子。
 勇払埠頭にも船が入っており、苫小牧東港まで足をのばすと、なんとか釣り座を確保することが出来た。
 午前6時に自宅を出発したのだが、釣り始めは10時過ぎと大幅なロスとなってしまった。

 とりあえずサビキ仕掛けを下ろし、アミエビを撒くものの魚が寄る様子はみられない。
 どうにも釣れそうな気配は無く、嫌な予感が頭をよぎる。
 案の定、投げ竿のほうにも一向に魚信はなく、昼前に中年男性が30cmオーバーのクロガシラカレイを上げたものの、それ以外は周囲の釣り客もあまり思わしくない様子。
 12時を過ぎたあたりから雨足が強くなり、納竿して帰路につく。

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 ポイント:苫小牧東港中央埠頭西岸壁
  タックル1:4.2m30号投げ竿+投げ専用スピニングリール
   仕掛け:投げ釣り用胴突き仕掛け+25号オモリ
   エサ:活青イソメ
  タックル2:5.3m1.5号磯竿+小型スピニングリール
   仕掛け:チカ5号サビキ仕掛け
   寄エサ:アミエビ
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 気候:中潮(月齢20)、小雨、微風
 釣果:なし



本命、的中!
 11月6日、イシガレイ(イシモチガレイ)が釣れているとの情報を信じ、伊達へ投げ釣りに。
 前日は職場の飲み会で帰宅が遅かったため、酒が抜けてからの釣行ということで、自宅を午前9時に出発する。
 実を言えば、前日から門別に向かうか、伊達に向かうか悩んでいたのだが、このところ平モノに恵まれていなかったので、ついついカレイ狙いに伊達のほうを選択してしまう。
 途中、室蘭港の崎守埠頭の様子を見てから現場に到着、情報では黄金駅周辺が良いとのことであったので、それに従い黄金駅の真裏に入る。
 すでに先行者が数名いたのだが、右側の駐車場所から少し離れたところが空いており、そこに釣り座を構える。
 先行者の話では「朝からやっているが、思わしくない」とのことであったが、いくらもしないうちに20〜25cmクラスのイシガレイがヒット、ほどなくもう一本の竿にも30cm級がヒット、幸先の良い出だしである。
 その後もポツポツと釣れ続くが、午後2時を回ったころから、沖のほうで雷が光り出す。
 どうやら雨雲はこちらのほうに接近している様子で、午後3時ころから雨という予報の通りである。
 被雷してはたまらないので、早々に撤収納竿となった。
 実釣時間2時間半程度で、20〜30cmのキープが5枚、リリースサイズが4枚、イシガレイのみの釣果であった。

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 ポイント:伊達市黄金海岸
  タックル:4.2m30号投げ竿+投げ専用スピニングリール
   仕掛け:投げ釣り用胴突き仕掛け+25号オモリ
   エサ:エビ塩イソメ、エビ塩イカ
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 気候:小潮(月齢23)、曇り、南からのやや強い風
 釣果:イシガレイ30cm×1、20〜25cm×4、10〜15cm×4



久しぶりの小樽
 11月7日、9月以来の小樽への釣行、朝から札幌で所用があり、ついでに小樽で釣りでも・・・という趣向である。
 小樽には午前11時頃の到着、チカ、豆イカが好調とのことで、釣り場はすでに満員御礼状態で、お気に入りの厩町岸壁には入れず、となりの高島漁港で竿を下ろす。
 海中にたくさんのチカが群れているのが見え、コマセを打つと早速群がってくる。
 コマセの中にサビキを下ろし、「さあ!来い!」とばかりに気合が入るものの、なかなか口を使ってくれない。
 辛抱強く打ち返していると、そのうちポツリ、ポツリと大振りのチカが上がりだす。
 しかしながら、思ったよりも群れが薄いのか数が伸びず、そのうちパタリと魚信が止まる。
 それでも根気よく粘っていると、今度は5cmほどのカタクチイワシの群れに当たり、チカが食う前にカタクチにやられ、すっかり閉口させられてしまう。
 夕刻にふたたび札幌で所用があったため、そろそろタイムアップか?と考え出したころにふたたびチカが釣れだし、なんとか格好の付く数が揃う。

 このところ苫小牧が不調なだけに、ふたたび小樽通いが始まるか?

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 ポイント:小樽市高島漁港
  タックル:5.3m1.5号磯竿+小型スピニングリール
   仕掛け:チカ3号サビキ仕掛け
   寄せエサ:アミエビ
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 気候:長潮(月齢24)、晴れ、南西からのやや強い風
 釣果:チカ10〜20cm×25、カタクチイワシ5〜10cm×20



二匹目のドジョウ
 11月20日、先日良い思いをしたのに味をしめて、ふたたび伊達に釣行し、二匹目のドジョウならぬ、二匹目のイシガレイを狙う(笑)

 早朝に出発し、午前6時過ぎに現場到着、それでもすでに数人の先行者があり、思った場所には入れなかったが、それでもなんとか釣り座を構え釣り開始。
 天気予報のとおり北東の風が強く、伊達の海岸では真横からの風となるため非常に釣りにくい。
 先行者の話では先週までまそこそこの釣果があったのだが、今日はさっぱりとのこと。
 周囲がそれぞれ引き上げる中、3時間ほどの間にそれでもイシガレイとスナガレイを2匹づつ上げるも、さすがの風に撤退を決意。
 風裏となる室蘭港の崎守埠頭に退避するも、こちらは全く釣果無し。
 かなりストレスの溜まる釣行となった。

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 ポイント:伊達市黄金海岸
  タックル:4.2m30号投げ竿+投げ専用スピニングリール
   仕掛け:カレイ針13号天秤仕掛け+L型天秤25号
   エサ:エビ塩イソメ、エビ塩サンマ
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 気候:小潮(月齢7.5)、晴れ、北東からのやや強い風
 釣果:イシガレイ20cm×1、15cm×1、スナガレイ15〜20cm×2



おまけにマメイカ
 11月22日、先日の伊達のリベンジを!!・・・とばかりに小樽港厩町岸壁へ釣行。
 早朝に出発、日の出前に現場に到着する。
 飛び石連休の中日とは言え、平日のために思ったとおりのポイントに入ることができ、早速釣り支度をする。
 水面には5センチほどのカタクチイワシが無数に群れているも、狙いのチカはなかなか釣れず、イワシにまじり時折小さなニシンが釣れる。
 投げのほうにもハゼ、小型カレイなどが掛かるも、数は伸びず。
 気温も上がってきてそろそろ本腰を・・・と思っていたところ、なんと岸壁に入船があるとのことで場所替えを余儀なくされてしまう。

 さてどうしたものか・・・釣果も思わしくないのでいっそ石狩新港まで移動するか、それとも余市方面まで遠征するか・・・と思案しながら、とりあえずは隣の高島漁港を偵察する。
 平日のため、漁協前は作業で釣り座をとれないものの、多くの釣り人がチカやマメイカを狙っている。
 海中にはやや小型ながらチカが群れており、ここで釣りをすることに。
 爆釣とは行かないが、ポツポツと飽きない程度に釣れ続き、サビキに掛かったカタクチイワシを狙ってマメイカ(ジンドウイカ)まで釣れるおまけ付き。
 午後3時の納竿までに40匹ほど釣れ、厩町岸壁と合わせてチカ50匹弱の釣果となる。
 大満足とまではいかないまでも、そこそこ楽しめた釣りとなった。

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 ポイント1:小樽港厩町岸壁
  タックル1:5.3m1.5号磯竿+小型スピニングリール
   仕掛け:チカ用サビキスピード仕掛け
    エサ:アミエビ
  タックル2:4.2m30号投げ竿+投げ専用スピニングリール
   仕掛け:カレイ針13号天秤仕掛け+L型天秤25号
    エサ:エビ塩イソメ
 ポイント2:小樽市高島漁港
  タックル:5.3m1.5号磯竿+小型スピニングリール
   仕掛け:チカ用サビキスピード仕掛け
    エサ:アミエビ
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 気候:若潮(月齢9.5)、晴れ、北西からのやや強い風
 釣果:チカ10〜20cm×50弱、ニシン15cm×3、
    カタクチイワシ5cm×多数、ハゼ15〜20cm×2、
    クロガシラガレイ15cm×1、ジンドウイカ10〜15cm×2



強風にお手上げ
 11月24日、日高方面に車を走らせる。
 門別漁港で大型のコマイが釣れだしたという話を耳にし、投げでコマイを、サビキでチカを・・・と二刀流で攻めようという目論見。
 ところがいざ現場に着いてみると、北西からの風が強く、チカ狙いの釣り人は全く見られず、投げの先行者が3組ほど居るだけ。
 私もとりあえずは2本の投げ竿に、投げ胴突き仕掛け+エビ塩イソメでコマイを狙ってみる。
 強風で魚信がとりにくいのはもちろんだが、そもそも魚信らしい竿の動きは全く無く、先行者の話ではサンマのエサにエゾイソアイナメ(ドンコ)が来るだけで、コマイの姿は見られないとのこと。
 2時間ほど粘ってみるも釣果は無く、早々に撤退を決意し引き上げることとなった。

 「門別でコマイが釣れてるって言うじゃない、でも釣れてるのはドンコだけですから、残念!!」
 「でも、拙者、ドンコすら釣れませんでしたから・・・切腹!!」
 ということで・・・(汗)

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 ポイント:門別漁港北防波堤
  タックル:4.2m30号投げ竿+投げ専用スピニングリール
   仕掛け:丸セイゴ針13号投げ胴突き仕掛け+25号オモリ
    エサ:エビ塩イソメ
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 気候:中潮(月齢11.5)、晴れ、北西からの強い風
 釣果:無し



予定外の・・・
 11月28日、台風並の低気圧が通過したあとで、全道的に荒れ模様との天気予報にこの休みは釣りを諦めていた。
 朝起きると思っていたほどの風もなく、前日の雪も止んでいた。
 とはいっても「まあ、釣りは無理だべさ」ということで、「鳥か馬の写真でも」とカメラをもってドライブに・・・。
 南に向かい苫小牧の街に入ると、釣りキチの虫がムズムズと騒ぎだし、「ちょっと港に様子を見に・・・ついでに海鳥の写真でも」ということで、苫小牧西港中央北埠頭へ向かう。
 港に着いたのは午前10時過ぎ、ちょっと寒いものの、風もなく海面も穏やかな釣り日和という感じで、数名の釣り人が竿を出している。
 これは何か釣れるかと、欲張って竿を出すことに。
 釣りの予定では無かったので、イソメなどは持ち合わせてはいなかったが、常温保存が可能なアミエビのパックは車に常備している。
 早々に支度を済ませコマセを撒いてみるものの、一向に魚が集まる気配は無い。
 先行者も同様のようで、中には諦めて帰る人もある。
 穏やかだった天気も、12時を回ったあたりから徐々に風が強くなり、雪も降りだしてきた。
 結局、何も釣れずに午後1時前に納竿となった。

 不本意な釣行が続いたが、年内の釣りはあと1〜2回の予定・・・なんとか良い結果を残したいものなのだが。

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 ポイント:苫小牧西港中央北埠頭
  タックル1:5.3m2号磯竿+小型スピニングリール
  タックル2:5.3m1.5号磯竿+小型スピニングリール
   仕掛け:チカ針5号サビキ仕掛け
   寄せエサ:アミエビ
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 気候:大潮(月齢15.5)、曇りのち雪、北西からの風
 釣果:無し



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