らーめん「和」−KAZU−


 ラーメン「泰我」の旧店舗跡に開店した新しいラーメン店。
 店舗内部は旧店舗からの流用であるため、8席ほどのカウンター、6人掛小上がりが2席という配置はそのままになっている。

 メニューは正油、塩、味噌(各700円)の定番に「辛みそラーメン(800円)」「梅しおわさびラーメン(800円)」などが加わるが、かなりシンプルな構成。
 なお、以前にはあった「チャーシューメン」をメニューから排し、代わりに+100円で「チャーシュー多め」、+300円で「もっと多」めというシステムをとっている。
 これに伴ってかどうかは判らないが、チャーシュー自体が大判なものから小振りなものに変わり、枚数で調節が効くようになっている。
 サイドメニューの「餃子」は300円、ご飯モノは「半チャーハン」(300円)のほかに、「ライス」が100円でお代わり自由というラーメン専門店にしては面白い設定である。
 卓上には、唐辛子、コショウ、おろしニンニク、爪楊枝、水ポットなど、駐車場は店の前に数台が可能。



 塩ラーメン(700円・税込) ★★☆

塩ラーメン  久々の再訪で今回は塩ラーメンを選択する。
 ラーメン各種が680円から700円に値上げされ、釣り銭などを考えるとキリが良いという気もするが、やはり割高感は否めない。
 スープは白濁したトンコツ系ながら醤油味同様見た目にそぐわずあっさり目である。
 具材はチャーシュー、長ネギ、海苔、メンマと醤油ラーメンと同様だが、以前とはチャーシューが変わり、大判1枚から小さめのものが3枚というように変わっていた。
 味自体は悪くはないのだが、スープと麺のバランスを考えるともう少し麺を細めにするか、スープをこってり目にするのが良いと思うのだが。
 (2007-07 記)

 正油ラーメン(680円・税込) ★★★

 いわゆる「トンコツ正油」の部類で、表面に背油なども浮いているが、食べた感じは見た目にそぐわずあっさり目である。
 麺はやや太目のちぢれ麺でなかなか好み。
 具材はチャーシュー、長ネギ、海苔、メンマの定番で、長ネギは小口切りではなく細切りにされている。
 チャーシューは大判でなかなか旨いが、もう少し厚みがほしいところ。
 スープと麺のバランスもよく、具材もオーソドックスながらなかなか良い。
 ただ、立地を考えると値段がやや高めの設定なのが気になるところで、これが600円くらいなら十分に納得できるところなのだが。



店 舗 名 らーめん「和」−KAZU−
所 在 地 北海道千歳市朝日町1丁目9番1号 / TEL:0123-26-5800
営業時間 AM11:00〜PM9:00
総合評価 ★★★