大学は自分に必要ないという人へ

 

「自分の目標は大学なんかで勉強するようなことじゃない、大学にいくのは遠回りだ」と思っている人もいると思いますが、そんなあなたが今まで本当に自分のやりたいことに時間を使えたことがありますか。
たぶん、高校生までは毎日学校に通わなければいけなかったでしょう。
「今日はこれこれについて調べたいからとか、これができるように練習したいから授業を受けるのはやめとこう」というわけにはいかなかったと思います。
本当の意味で、自分のやりたいことを勝手にできる時間が持て、しかも社会的な地位というか、ドロップアウトしていない立場にいながらそれができるのは大学時代だけです。
こんなことを書くと「そんな保険をかけるような人は最初からダメでしょ」と言い返されます。
でもね、そう言う人たちは自分自身が実際に世の中のレールからはずれた経験があるのでしょうか。
レールからはずれることは本当に不安なことで、将来的な不安が常につきまとうことになります。
そんな精神的にも不安定な状態から、世間を認めさせるようなイイものっていうのは、なかなか浮かんでこないし、やるのは難しいと思いますが、どうでしょうか。
専門学校にいかないと、自分のやりたい勉強ができないという人、（私もそう思った時期がありました）大学に通いながらだって専門学校にいけますよ。
最近は資格取得熱も手伝ってか、夜間もやっている専門学校もたくさんありますよ。
大学にいって、二年間バイトすれば金銭面でも誰かに頼らずにも済む。
自分で稼いだお金なら、どんなふうに使おうが誰からも文句は言われないでしょう。
「うちは貧乏で、大学の学費も自分で負担しなくちゃいけないから専門学校なんてとても・・・」という人は、将来自分の役に立ちそうなこと、趣味になりそうなことがバイトでできたらいいですね。
不景気だからバイトもなかなか選べないけど、バイトだからといって適当に決めるのは、不景気だからこそ、どうかなあと思います。
バイト選びは広い視点に立って考えてはダメですよ。
広い視野で考えたら何をやっても将来役に立つことは必ずどこかにあるんですから、もっと目標に直結するようなものを絞ってやらないといけませんよ。
今の就職状況は厳しいから、自分が将来したいなあと思うような仕事はバイトのうちからやっておかないと、学生だからといって何の経験もなく入社するのは難しくなってきてるだろうし、どこの会社も、どんな仕事でも、できるなら即戦力が欲しいというのが本音でしょうからね。
ちょっとまじめな話しでスイマセン。