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試験問題は私見問題?

 

現代文なんかだと、この時の作者の気持ちがどんなものだったのか適切なものを選びなさい。といった問題があります。
私の率直な意見を言わせてもらうと「そんなもの作者に聞いてみないと分かるわけないだろ!」って感じです。
選択肢が、まあ三つか四つくらいありますけど、その中で正解とされている選択肢は作者本人から聞いた答えなのか?ちょっと出題者を呼んで来てもらいたくなるような問題も多々あります。
私自身、自分が思う解答が選択肢の中にない時が何度かありました。

おそらくこれを選んだら正解ってことになるんだろうなっていうのは分かるんで点数はとれましたが、これは自分の考えを曲げて答えてるんでスッキリしません。
出題者の深読みのし過ぎと感じたり、入り込み過ぎてかなり美化した解釈をしているなと思う問題はたくさんありました。

その文章を読んでどうとらえるかは、読者の自由でしょ。
正解を一つにすることは、回答者に画一的な反応を求めてる。
出題者の気持ちになって解答を導き出すのが点をとる方法だろうから努力はしますけど、文章に入り込んで、誇大に解釈している文学オタクの出題者の気持ちになれっていうのは無理があると思いますよ。

画一的な反応を求めるこんなような問題は、日本の社会の仕組みには合ってるけどね。とってもナンセンス。です。