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つー、ぬー、たり、りーってなんじゃらほい(古文の文法について)

 

古文の授業中に、先生がよく「つー、ぬー、たり、りー」って言ってたのは覚えてますけど、それが何の活用で、どんな意味だったのかは全然覚えていません。ちなみに今でもわかってません。
だいたい古文の文法は難しすぎますよねえ。
同じ日本人の言葉かなあって思えます。
英語と同じように、ある程度の単語を暗記して文法まで理解しようと思ったら、かなりまとまった時間を古文に費やさなきゃいけないことは、勉強し始めたらすぐにわかりました。
ですが、そのことに気付いた時にはもう十一月くらいで、英語も日本史も満足にできなかった私は、とても古文にまで手をまわせませんでした。古文に時間を使って英語や日本史まで中途半端になってしまっては、受かる見込みもなくなってしまうと思い古文を捨てました。
いや、捨てるというよりも古文を理解する作業を捨てて、そのかわり、入試では何点かとれるような勉強法に切り換えました。
どういうことか具体的にいうと「土屋の古文100」という古文の原文と原文のすぐ下に現代語訳が書かれた参考書があって、その現代語訳の部分だけを、何度も何度も読んだんです。
現代語訳を読んで、この話はだいたいこういう感じの話だったなあと物語の大筋を把握しておけば、あてずっぽうにしろ正解の確率が高い答えを選べます。
文法問題も出るかも知れませんが、試験に出るのはせいぜい一、二問のはずです。その一、二問のために、入試までの残り少ない時間を古文の文法に費やす余裕はないでしょう。
100点をとりにいって80点をとるのか、90点をとりにいって85点をとるのかっていう話です。
時間に余裕があるなら文法もやっておいたほうがいいに決まっていますが、私は「古典文法」の勉強をしなかったので、文法については自分で自分に合った参考書を探して下さい。
もし時間に余裕があるなら「源氏物語」や「土佐日記」など試験に出る古文はだいたい決まっているので、それらの現代語訳に目を通しておくことができれば強いですよね。
さらに時間があったら、英単語の時のように古文単語のゴロ合わせの本を買ってきて単語を覚えて、そして、わかりやすい言葉で書かれ、基本の基本しか載っていないような文法の参考書を一冊マスターしておけば…
ん~、有名大学合格おめでとう。