BON VOYAGE!

久松史奈の現在
SPECIAL
「NO-ARASHIのライブを観たぞ聴いたぞ」
INDEX
<5.>GIGの様子とトークの中身。


11月4日(土)、DUBLIN CASTLE(Camden Town)、
11月8日(水)、BULL & GATE(Kentish Town)の
2回のGIGから、トークの中身を中心に様子をレポート。
(でも、記憶があやふやなので、細かいところは許してね)


ライブハウスはどんなとこ?

今回のところは2軒とも、ふつうのパブの奥にライブスペースが併設されているかたち。
そのスペースの入り口でチャージを5ポンドとか4.5ポンド払って入る。
この入り口がどこかは非常にわかりにくい。
ドリンク料金はチャージに含まれず、というか飲んでも飲まなくてもかまわない。
とくに行列するとか、はない。もとい、なかった。

というか、開場も予告なしになんとなく始まる。
パブで飲んでいて、その飲み物を持ったままチャージを払って入る人多し。
そのとき、手の甲にスタンプを押してもらう。
トイレに行くとか外に出て再入場するときのパス代わり。

なかは基本的にスタンディング。
BULL&GATEでは壁沿いにテーブル席もあり。

バンドは3バンドくらいの対バンがふつうで、
メインは最後、他はsupport1とかsupport2とか言われたりする。
NO-ARASHIはまだデビューほやほやなので、
supportで最初か2番目の演奏、持ち時間は30分間。

スペースはけっこう広いが、防音は「これでいいのか?」と思うくらい外に漏れている。
そういう地区だから構わないのかも知れないが。


1回目のGIGでのトークの内容。

ちょっとここには書けないドゥバップのあと、NO-ARASHIが演奏開始。
史奈「電源入ってないよー」というのが聞こえた
(ばらしていいいのか?)。

2曲目は切れ目なくつづく。
どこから2曲目になったのか、このときはわからず、
拍手のタイミングも失ってそのままつづいたので、
2回目のGIGまでは、これで1曲だと思っていた。

2曲目のあとに、

「みんな、ありがとね。Thank you for comin'...」

なにしろ日本から来たとおぼしき人が多く(私もだが)、
こんなにたくさん来るとは思ってなかったみたいで、ちょっと感激の面もちがうかがえた。

4曲目は踊れるノリの曲なので、イントロで

「Why don't you come!?」

とノリを催促される。

その4曲目のあとがメインのトーク。
(右にテキトーな翻訳をつけました)

「今日はどうも来てくれてありがとうございますっ!」

Tonight is the first gig, so I'm.....
How do you say?

audience (nervous?)

Eh! yes, kind of....

今晩は初めてのギグなので・・・
なんというの?

観客(緊張してる?)

あ、それに近い!

And, everyone is smiling, so I feel....
How do you say?

audience (happy?)

Yes!

みんなスマイルなので、わたしは・・・
なんというの?

観客(ハッピー!?)

そう!

sould be more? No?

もう時間ないの?

ギターのアンディ(ふみなちゃん、かわいいね!)

と、これだけで情け容赦なくラストの5曲目へ。
けっこう時間厳守らしい。

5曲目が終わって、

「本当に来てくれてありがとう。また、ぜひ見に来てください!」

しかし、「次っていつだっけ?」状態でアンディが場所と日時を案内して
史奈は「Exactly! Thank you, Andy」で終了。


2回目のGIGのトーク。

1曲目、最初は史奈がステージに上がらずに演奏開始し、やがて史奈登場。

2曲目のあと、

Why don't you stand in front of me?
Shall I go down?

audience (Yes, please!)

Ah--?!

どうしてもっと前に出て来ないの?
わたしが降りる?

観客のひとり(そう、お願い!)

アア〜ン?

ちょっと注:このときの観客は在住の日本人コミュニティの人が多かったようで、
ライブハウス経験があまりないのか、非常にシャイだった。

4曲目のあとのトークは、前回よりも時間に余裕があった。

Are you enjoying?

audience (Yeah!)

More!

audience (Yeah!)

楽しんでる?

観客(イエーッ!)

もっと!

観客(イエーッ!

I can't see your faces (from here),....

Ah, nice faces!

(laugh)

(ここからだと)よく顔が見えないけど。

あー、いい顔!

(笑)

last week, we did first gig,
and this time, the music, set, my dress, all the same.

先週1回目のギグをやって、
今度もセット、曲、ドレスと
ぜーんぶ先週と同じ。

And I wanted to change my dress,...
but I don't have any....

audience (sigh)

So, next time I will change my dress!

(clapping hands)

本当はドレスは変えたかったんだけど・・・
持ってないの・・・

観客(溜息の「ええーーっ」)

だからね、次回はドレスを変えます!

観客(拍手)

Ah, he can speak Japanese,
say something please, Andy.

彼は日本語をしゃべれるんだよ。
アンディ、何か言って。

アンディ「ニホンゴ、デキマセン」

And, Rodger, he can speak Japanese.

ロジャー、彼は日本語できます。

ロジャー「ぼくの母さん、チベットです」


(ちなみにこういう風貌。写真はDublin Castleで)

Ha, ha. Actually, he's Japanese.(laughing)

(laugh)

はは。本当は彼、日本人だよ。(笑いながら)

(笑)

そして5曲目が終わって「Thank you!」と史奈が降りそうになる。

が、そこをとどまって、
次にやる21日、Water RatsでのGIGの案内をアンディがきちんと伝えて終了。

photography and text by Takashi Kaneyama 2000

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