BON VOYAGE!

「哀愁のヨーロッパ」
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11月22日・ロンドン「今日はおのぼりさん。」

つなげた!

インターネットカフェへ。しかし、留守番のじいさんは、できない、という。「ボスの彼女に言われたことしかやらん。フロッピーとかも入れたらいかんし、コードも触っちゃいかん」。

ホテルに戻ってフロントに聞く。ホテル内ではやはりダメだが、「駅の向こうにもう1軒ある」と言う。

そこはアラブ系の男がカウンターの向こうに座っていた。で、「自分のラップトップをインターネットにつなぎたいんだけど」と言ったら「40分で3ポンド99ペンス」。おお、ちゃんとサービスメニューに入っている。

かくしてカウンターのファックス機からEXを抜いて接続。無事につながった。ふうう。40分の回線使用料が650円くらいか。高い気はするが、そういうことを言っている場合ではない。かくしてGIGから12時間以内にレポートをアップ。

いったんホテルに戻る。すぐに出て、北東へ歩く。今日のテーマは「おのぼりさん」なので、手始めにAbbey Roadへ。


Abbey Road Studio。

それにしても落書きばっかり。これはこれで風物詩なのだろうか? でも、定期的に(たぶん毎月くらい)消されている模様。

ビクトリアタワー庭園で、テムズ川に遊ぶ鳩を見た。


鳩が飛び立つ瞬間。

ウェストミンスター寺院へ。入場料が5ポンドもする。

おのぼりさんなので、Big Benだって撮影する。

つづいてロンドン塔へ。こちらの入場料は11ポンド! 王冠とかカラスとか見られるにしても。

おのぼりさんに徹してロンドン・ブリッジだって撮影する。

ロンドンに来るのはこれで4回目なのだが、今日回ったところはどこも初めてだったので、なんだか新鮮だった。妙に新婚旅行っぽいカップルが多かったのが気になるが。

郵便局で小包用の箱とポスター用の筒を買い、近所のケバブで持ち帰りを買ってホテルに戻る。ゆっくり食べて休んでから、水曜日は夜9時までやっているナショナル・ギャラリーにでも行くかと思っていたのだが・・・。パッタリと寝た。おのぼりさんは、とても疲れるのだ。zzz...zzz...

photography and text by Takashi Kaneyama 2000

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