Bon Voyage!
ASIA AT RANDOM

WONDER ISLAND BALI

2000年8月19日〜21日。バリ島へ。シンガポールでインターネット。

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8月19日(土)まだ東京にいる。

やることあるのに、国立でサッカー観てたりする。それはともかく、部屋の整理以前にプリンタのセッティングがまだで、これをしないとマンションの総会に出す提案書も仕事の企画書も作れない。

それがわかっていながら、朝の3時まで飲んでいたのであった。つまりは、出発の当日である。

8月20日(日)東京→成田空港→シンガポール・チャンギ空港

さて、起きてプリンタを稼働させて、とにかくマンション関係はクリアしたが、他はのきなみ全滅。

かろうじていくつかのお願いを書いて植物関係と管理人さん関係をクリア。生ゴミ系はとにかく捨て、なぜか最後の洗濯をして干す。部屋の中は強盗にあったかのような惨状である。

しかしまあ、手帳に準備リストを作ってパッキングしたらなんとか3時20分には家を出られたのであった。パチパチパチ。なにしろ飛行機の出発は午後7時10分だし、すでに航空券は手元にあるのでもはや盤石である。

贅沢にも日暮里からスカイライナーを使って2時間後には成田空港に着いた。AIUの保険をつくり、チェックイン。シンガポールでのボーディングタイムがフライトの1時間前になっている。ふつうは20分前だが。尋ねたが「そうですね」と言うだけ。少し謎だ。日焼け止めとエビアンと髪留め用のゴムひもを買って出国手続きへ。なぜかトラベルナイフが初めてX線検査でひっかかった。

なにごともなく搭乗し、となりは空席だし、前の座席の背にビデオ・ディスプレイがあるし、スチュワーデスはきれいだし・・・と、いうことなし。しかもなにも出来事が起こらなかった。ううむ。ネタがないぞ。

シンガポール航空、いいかもしれない。なにより747後部の座席配置が気に入った。そして、日付が変わってまもなくシンガポールに着いた。深夜、午前0時40分。

8月21日(月)シンガポール・チャンギ空港→デンパサール・ングラライ空港→サヌール

ただでインターネット。

これから、約9時間のトランジットである。とりあえず、乗り継ぎ便のゲートをモニターで探すが・・・ない。あまりに先なのである。というか、午前1時から午前8時までにこんなに発着しているということがものすごい気がする。

で、とどのつまりは地上スタッフがカウンターの端末で探してくれてゲートはF34ということが判明した。寝ればいいのに、机と電源とモデムポートを見つけてしまった。しかもシンガポール国内のアクセスポイントにかけるのならタダ。なぜか椅子を2脚も独占している中国系らしい女の子から椅子を借りてお仕事開始。

すると、女の子が「つながらな〜い」と助けを求めてきた。みれば、国際電話しているのであった。ここはシンガポール国内しかダメなんだってば。英語もよくわからんみたいだし。う〜む。シンガポールのアクセスポイントを調べるか、向こうの公衆電話でクレジットカードでかけるしかない、と言ったのだが納得してくれるまで5分もかかった。

メールを書いて送る。例によって、設定の変更を今頃になってする。接続自体はものすごく快調なのだが、設定を間違えて4792通ものメールを受信することになって慌ててキャンセルした。

午前5時30分、さすがに疲れてPowerBookをしまう。ぜいぜい。結局寝ていない。少しだけサイトを整理して日記は終わったが旅行記は骨格のみ。

7時55分、F34ゲートに着くが開いていない。どうやら0835とは、ボーディングではなくてゲートオープンの時刻らしい。それならわかる。成田の職員がチャンギ空港のシステムを知らないことが判明してしまった。

バリの匂いは?

順調に飛行機は飛び立って赤道をこえ、着陸する。バリの空気は潮の匂いと生暖かさ。珍しいことに、着陸を迎える作業員も含めて、みんな笑顔である。海に面した庭に割れ門(のおそらく複製)。中庭の池では子どもが釣りを・・・と思ったらオトナも釣りをしていた。さすがバリだ。

イミグレ(入国管理)の行列。やっと番が来たが「What time?」と聞かれて面食らった。よくよく聞いたら「First time?」だった。ひどい発音だ。しかも、それはEDカードに書いたぞ。発音もわからないが、質問の趣旨もわからん。ただのいやがらせかもしらん。わからんふりしてようやくパス。というか、「もういいのか?」と聞いたらうなずいただけだが。

ATMが空港内に見あたらず、中国系っぽい両替屋で50ドルをルピアに替えたら財布がパンパンになった。40万8000ルピアなのに、1万ルピア札の束(40枚!)でくれるんだもの。

Hotel Reservationに行って「サヌールで・・・」と言ったら選択するひまなく<ガゼボ>のページを見せられて40ドルの部屋になる。まあ、もともとの狙い目だったのでよしとする。5万ルピアをデポジット。外に出ようとしたら・・・出迎えと客引きでごった返していた。

エアポートタクシー車内のフロントガラス前にはお供えが置いてあった。「Good afternoon.」と挨拶してきたので「スラマッ・・・」と言おうとして止まっていたら「スラマッ・シアン(こんにちは)」と教えてくれた。以降、私はこうして1日にひとつずつ挨拶を覚えていくことになる。

<ガゼボ>で、「同じ40ドルでバンガローの部屋(もちろんもっと高い)に替えてくれ」と言ったらあっさりOKになり、いくつか見て奥のバンガローに決めた。壁にはプンゴセカン・スタイルの鳥の絵があって、広い机がある。

歩いてホテル内の中庭、プールサイド、オープンエアのレストランを突っ切って行くと、そこはもう浜辺だった。


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