子宮頸癌は子宮の入り口の細胞を綿棒でこすって検査をします。また子宮体癌は子宮内腔に採取器具をいれておこないます。閉経以後に不正出血がある場合には両方の検査をお勧めします。健康診査のハガキ(小田原市、箱根町、湯河原町、真鶴町の子宮癌検診)をお持ちいただいた方は自己負担金1,600円で検査ができます。なお子宮体部癌も合わせてお受けになるときは2,800円となります。婦人科診察の時に内診だけでなく超音波検査もおこなって卵巣腫瘍や子宮筋腫の有無をチェックすることが大事です。集団検診よりは婦人科クリニックでの施設検診をおすすめします。
 子宮頸がん予防ワクチンは、発がん性HPVの中でも特に子宮頸がんの原因として最も多く報告されているHPV16型と18型の感染を防ぎます。半年の間に3回の接種が必要ですが当院では電話予約が必要です。

婦人科癌検診