目隠しろうそく責め
「いやぁ〜!あっ...熱いぃ!」
むき出しになった胸に熱く溶けた蝋が落ちる度に、拘束された体を揺らし叫んでしまいます。
皮で出来た目隠しで視界を奪われ、耳に詰められたシリコンゴムで音を聞くこともできない私は、体に降る蝋の恐怖に身を固くするしかできません。
「もう...許して下さい...。お...お願いします...」
全くの闇の中で、気配だけを感じるご主人様に許しを乞います。
視覚と聴覚を奪われた恐怖。
どくん、どくん...
真っ暗な闇の中で、自分の心臓の音だけがはっきりと聞こえてきます。
ジュッ!
「ひぃっ!あ...熱いぃ〜!」
また一滴。今度は左の胸に蝋が落ちました。
ただ唯一自由になる口から、絶叫がほとばしります。
「お願いします...お..お許し下さい。お願いします...」
目隠しに覆われた目から涙が止めどなく溢れ頬を伝います。
いつ終わるともしれない恐怖に身を震わせ、泣き叫しかできないのです。

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