版画道具が準備されているところで 木口版画の制作に取り掛かった。以前にも紹介したように
木口版画は用材の木口に製版する版画である。木の繊維が縦に並んでいる断面に製版するので
板目版画よりはるかに密度のある作品になる。木口に製版するために
版画材の入手が困難である。版の大きさにも
自ずと制約がある。この版は寄せ木で制作されたもので
30nm×30cmで 木口版画としては かなり大きな作品となる。板に墨を塗り
黒い面に 下図を描かないで 直接製版をする方法をとることにした。〔添付した版は未完成で
後1日で完成。〕
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