久しぶりに「砥石屋」と「彫刻刀屋」に行って来ました。東京・田原町に東京最古の砥石屋さんがあります。屋号を「といしや」と言います。「平櫛田中さんをはじめ
大勢の有名彫刻家に親しくさせてもらったが
みんな亡くなってしまった」と語る店主は80歳余り。豆砥石を数個いただいた後
彫刻刀の老舗 「宗意」で三角刀をもとめてきました。高級な刀の殆どは
刃先は裁ち落としのままで 柄も付いていません。私の柄付けの方法を紹介します。柄の材は紫檀を使いました。A鉈で握りやすい形を作ってから
刀を打ち込む穴をあけます。B次に 刀を打ち込みます。C柄の形を整えた後
水サンドペーパー(150番、800番)で磨き上げます。D刃先を研ぎ上げ
所蔵焼き印を押し完成です。
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