9月14日
小っちゃな展覧会


この人物 覚えていますか。自称「農民彫刻家」の田中松五郎です。深谷ネギを作りながら 80歳から彫刻を始めたました。高尾講の講元を三十年余り努めた関係もあって 80歳になったとき 突然「飯縄大権現を彫る」言い出したのです。信仰への篤い思いに後押しされて2ヶ月余りで完成させました。以来 大黒様などを彫って 知人や親戚に配与してきました。96歳の誕生日を迎えたこの春より体調をくずし 9月7日突然 逝ってしまいました。「オレも義一のように作品展を開く」 と言うのが口癖でしたので 通夜式と告別式の二日間 ホールのロビーで「松五郎展」を開きました。見習うことの多い あっばれ人生でした。
 
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