8月31日
御村良隆戯墨展


『古稀を過ぎて数年たつのに、いまだ自分が定まらない日々をおくっています。絵筆をとり、土をこね、創作三昧の生活を志していますが、これもままなりません。時折、禿筆なぶり墨とたわむれています。しかし、これとて紙を破り捨てることが多く、雲上の美神に見放されたかと思うことしばしばです。この度、筆硯の遊びから生まれた作品を戯墨とし、酔狂のすえに思いついた文を軸に仕立て、戯墨展を開催することにしました。』 これは、去る8月27日より三日間開かれた、親友御村良隆が展覧会案内状に記した言葉です。型破りの人生観をもつ彼の書展は、大勢の来観者に感動を与えました。

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