12月12日
肖像画  NO6  〔和紙職人・久保昌太郎〕


近くに和紙産地小川町があります。久保昌太郎さんは国の無形文化財に指定されている和紙作りの名人です。11月3日・文化の日に細川紙の優れた製法が評価され、文化庁長官賞を受賞されました。昌太郎さんとお付き合い始めたのは、30数年前、和紙の需要が極端に少なくなった時でした。そのころ「和紙は日本の文化です。これを後の世に伝承していくことが私の使命です。」と熱く語っていたのを今でも思い出します。埼玉県小川町にお出でのときは、「久保昌太郎和紙工房」にお寄りください。86歳になられた昌太郎さんの「文化論」を聞き、美しい和紙がご覧になれます。

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