11月01日
芭蕉の花の造形


この夏はことのほか暑かったためか、庭の芭蕉が例年より大きな花を付けました。間もなく霜が降りると一夜でしおれてしまうので、切り落としてアトリエに入れました。観察してみると細やかな花の部分と大きな「がく」の部分との対比がおもしろい。自然の造形美は人間が作り出した造形物をはるかに越えています。私のスケッチは、版画を制作するための取材にすぎないが、この作業によってさまざまなアイディアが生まれます。版画作品は抽象にちかい表現にしています。この段階では主観をいれず目に映ったものを忠実に描き表すようにす。                                
 〉〉版画作品と制作過程は後ほど発信しますが、ここ数回スケッチを発信します。〈〈

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