交流回路

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[交流回路(RLC直列回路)]

交流回路に抵抗・コイル・コンデンサを接続した場合の電流と電圧の位相の関係を表しています。
直列接続なので電流は抵抗・コイル・コンデンサに同じように流れます。
抵抗の電圧は電流と位相が等しく、コイルでの電圧は電流より位相が90°進み、コンデンサでの電圧は電流より位相が90°遅れます。

ソース

解説

  1. 抵抗(R[Ω])、誘導リアクタンス(ωL[Ω])、容量リアクタンス(1/ωC[Ω])を合成したものが、回路全体の抵抗を表すインピーダンス(Z[Ω])になります。
  2. 誘導リアクタンスのほうが容量リアクタンスよりも大きいとき、電圧は電流より位相が進みます。
  3. 周波数を大きくすると誘導リアクタンス(ωL)は大きくなり、容量リアクタンス(1/ωC)は小さくなります。
  4. 誘導リアクタンスと容量リアクタンスが同じ大きさになるとき、インピーダンスは抵抗と同じ大きさになり最小になります。このとき回路を流れる電流は最大になります。
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