十二単 十二単

高校の国語教師をしている家内が,職場の同僚と京都の西陣会館での十二単の試着会に参加したときの写真です。
  (モデルは家内ではなく同僚の先生です。)


展示されている十二単


この色目は紅梅襲(こうばいがさね)。
春の装いで中宮定子が好んだ色目でもある。

 白は裳 赤は唐衣 黄は上着
 紅梅・紅梅・丹・紅・白の五衣が袿(うちき)
 緑が単

いよいよ試着


まずは小袖に赤い袴

単。袿が汚れないよう裾が長い

ここから袿。同じ織の柄で統一

着付けの紐は2本だけ。

1枚着たら下の紐をほどく。

だんだん色が濃くなってくる。

これは無地。絹の光沢が美しい

現在の帯と同じ生地。

総重量は20kg

唐衣に裳をつけてできあがり。

檜扇に帖紙は必須アイテム。

後ろはこんな感じ

白いのが裳




紐で結んでいないのでスルッとあっけなく脱げる。
脱いだ後も人がいるように見える。
これを空蝉(うつせみ)という。
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