ナナ友人宅を訪問す

                   
別荘地の中をナナと散歩していると、犬を介した知り合いという者が出来る。このハスキー犬の飼い主とも知り合いになった。散歩の途中、家によっていけと招かれた。このハスキー犬は名前をお蝶という。お蝶は時々野良猫を噛み殺す凶暴さがあるらしいのだが、それを除いては、どんな犬にも愛想がよく、ナナにも穏やかに接してくれる。でも、ナナは、人見知り(犬見知りというのだろう)して、まともに顔を合わせようとしない。2001年2月のある日。


霧ヶ峰の山の中に一人で暮らしている、友人のHさんをたずねる。彼女は、草木染めを生業とし、犬と暮らしている。ひな祭りの頃たずねたら、ちっちゃなひな人形が飾られていた。娘さんはもう成人して東京で働いているが、娘さんがいたときに飾っておいたものらしい。この家では、ナナは、家の中へあげてもらえる。彼女の家の犬は外でつながれているというのに。ナナは当然とでも言うように家の中にあがる。だが、ナナはひな人形には関心がなさそうだ。三月のある日。             
 

この下の写真、実はナナは怯えている。外では雷がなっているのだ。蓼科にある「ガス燈」というブティック風カフェに行くと、いつも女主人から、牛乳とパンがもらえる。が、この日ばかりは、雷で食欲はなかった。ハアハアハア………。五月のある日。
      
      
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