第七番   
きつつきききつ  
きりのなか
むらさき
きりのはながさき
(この中に「き」が九字つかわれています)            

啄木鳥聞きつつ
来た 霧の中  
  紫          
桐の花が咲き 


はっきりとした見通しを得られないまま周りに心を配りながら進んでいくと美しいものと出会いますでも そこで心を緩めてはいけません