第三十四番  
やみでみみずく
なくこえみみに
みかづきみあげる
みねのみち
(この中に「み」が九字つかわれています)            

闇で木菟
鳴く声耳に
  三日月見上げる
峰の道

あたりがよく見えないとはいっても 進む道を見失うほどではありません 心をしずめて一休みしているうちに よい考えが浮かんできます