備前 常山城



お城のデータ
所在地 岡山県岡山市南区灘崎町荘内
遺 構 曲輪、石垣、堀切、井戸
形 式 山城 築城者: 上野隆徳 築城年代: 文明年間


見 ど こ ろ

 常山城は、標高307m、比高305m、児島富士とも呼ばれている常山の山頂に本丸を置き、北と東に向かって両翼を広げた形で北に7段、東に6段の曲輪が配置されている。

 本丸の南下にある兵庫丸に下りると、本丸が石垣で固められているのがよく分かる。 また、兵庫丸南面にも石垣が残っている。

 北二の丸には、小早川隆景に攻められて落城した時、時の城主上野隆徳と共に婦女子まで戦闘に加わり、討ち死にした鶴姫と34人の女軍の墓がひっそりと祭られている。

 現在、城跡の栂尾丸、青木丸、東二の丸にはテレビ塔が設置されている。 このため、常山駅側から車で山頂まで登ることができる。


歴     史

 常山城は、文明年間に備中松山城主三村元親の重臣上野隆徳によって築かれた。 三村氏は、岡山城主宇喜多直家に追いつめられ、織田信長と結んだ為、毛利氏は小早川隆景を将として三村氏討伐の軍を進めた。 天正3年、ついに常山城も毛利氏に攻められ落城した。

 常山城は、岡山城主宇喜多直家に与えられ、重臣戸川秀安が城主となった。 慶長5年、関ヶ原の合戦で宇喜多秀家は改易となった後、岡山城主となった小早川秀秋の重臣伊岐真利が城主となった。

 慶長8年、秀秋病没後小早川氏は改易となり、次いで岡山城主となった池田忠継は、常山城を廃城にした。


お城へのアクセス
鉄 道: JR宇野線常山駅〜徒歩
 車 : 山陽道岡山IC〜国道53号線/岡山〜国道30号線
駐車場: 栂尾二の丸が駐車場(無料)で20台程度駐車可


ひとくち MEMO
城主の奥方に率いられた女子軍までも皆討ち死にした悲話の残るお城。

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