大和 椿尾下城



お城のデータ
所在地 奈良県奈良市北椿尾町
遺 構 曲輪、土塁、横堀、堀切
形 式 山城 築城者: 椿尾氏 築城年代: 室町時代


見 ど こ ろ

 椿尾下城は、城域はブッシュと雑木に覆われているが、城への登り口付近から奈良盆地を一望できる。 眼下に筒井氏の本城筒井城郡山城、北には松永氏の多聞城まで見渡せる。 椿尾上城防衛の一翼をになった一城であることが、この眺めを見ただけで納得できる。

 椿尾下城の縄張りは、尾根上を東西にほぼ一直線に連郭式に曲輪を並べ、6条の堀切で区画している。 中でも本丸東側の堀切は深さも幅もあり、堀切の中では一番見応えがある。 また、曲輪の中では、植林され比較的遺構がし易い西の丸は、腰曲輪を伴い、城内の曲輪で一番広く、土塁や空堀の遺構も良く残っていた。  


歴     史

 椿尾下城は、室町時代に椿尾氏によって築かれた。 椿尾氏は、興福寺大乗院方の衆徒で、波多庄と高田庄の下司職を与えられていた国人であった。

 椿尾氏は、応仁の乱前後は古市城主古市澄胤に従い活躍するが、古市氏弱体化後は筒井氏に従った。 このため、享禄2年には古市氏の手引きで柳本氏に攻められている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR関西本線奈良駅〜バス(奈良交通米谷町行)/椿尾町〜徒歩30分
 車 : 名阪国道(国道25号線)五ヶ谷IC〜県道187号線〜市道
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
椿尾上城を中心とする五ヶ谷城砦群の一つ。
  • 椿尾下城の登城口
    北椿尾地区地福寺前の火の見櫓を経て市道を登ると右手に奈良市奈良市水道局南椿尾ポンプ所を右手に見ながら、更に約200mほど登ると市道は降り道になる。 この降りになる手前左手に畑と竹藪が見える。 この竹藪中、北端に椿尾下城の横堀と土塁があり、この横堀に沿って登ると最初の堀切。(城の西端)  登ってきた市道を道なりに更に登れば、途中から軽四トラックでしか登れない林道となるが、椿尾上城まで行くことができる。 徒歩で行くのであれば、体力的には上城から下城へ降る方をお勧めしたい。

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