摂津 富松城



お城のデータ
所在地 兵庫県尼崎市富松町2丁目13
遺 構 土塁、堀
形 式 平城 築城者: 薬師寺氏 築城年代: 長享元年頃


見 ど こ ろ

 富松城は、宅地開発が進んだ阪神地区にあって中世城郭の遺構が残っている貴重な城だ。

 実際訪れてみて、車が頻繁に往来する県道に面してあり、スーパーマーケットや住宅に取り囲まれた中に土塁が残って居るではないか。 

 発掘調査によれば、富松城は東西80m×南北100mの方形居館で周囲に水堀と土塁が廻らされていた。 現在でも、西側の土塁と堀の一部がよく残っている。

 


歴     史

 富松城は、長享元年頃に富松荘の豪族薬師寺氏によって築かれ、室町時代後半から戦国時代にかけて、富松城は尼崎の大物城と伊丹城との中間に位置しているため戦乱の舞台となった。

 永正16年からの細川澄元と細川高国の抗争、享禄3年には澄元の子晴元と高国とが戦った富松合戦が富松城を中心に繰り広げられた。 その後、富松城主薬師寺氏は、細川高国の滅亡後勢力を失った。

 富松城は、越水城の支城として細川氏と家臣三好氏の抗争、織田信長の摂津侵攻を経て、定かではないが天正年間に廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: 阪急電車神戸線武庫之荘駅〜市営バス/富松北口
 車 : 名神高速尼崎IC〜県道142号線〜県道606号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
住宅地の中に土塁が今でもよく残っているお城。

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