筑前 松尾城



お城のデータ
所在地 福岡県朝倉郡東峰村小石原
遺 構 曲輪、石垣、堀切、畝状竪堀群
形 式 山城 築城者: 宝珠山氏 築城年代: 不明


見 ど こ ろ

 松尾城は、別名小石原城とも呼ばれ、国道211号線と500号線が交差する所にある小石原郵便局の北正面に位置する小高い丘に築かれている。

 南麓の駐車場から山道を登るとすぐに削平地が現れる。 この削平地が山頂部から南の南の尾根筋に6段並ぶ段曲輪の先端部だ。

 山頂の主郭部は、二段に分かれ、横矢の構造を持つ櫓台3基を含む総石垣造りとなっていて、西に内枡形の虎口が開かれている。 東の尾根筋には3重の堀切を設け、主郭の周囲を取り囲むように畝状竪堀群があり、小ぶりな城だが過剰なほど防備が固められて縄張りの城と云える。


歴     史

 松尾城は、築城年代は定かでないが宝珠山氏によって築かれた。 戦国時代の天正年間には宝珠山山城守は秋月氏に従っていた。

 慶長5年、関ヶ原の戦功により筑前一国を与えられた黒田長政は、筑前六端城(若松城黒崎城鷹取山城益富城・松尾城・麻底良城)を築いて豊前・筑後国境を固めた。 

 この際、松尾城もその一城として中世城郭から近世城郭へと修築され、黒田(中間)統胤に2,500石を与えて城主とした。 その後、元和元年の一国一城令により廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR日田彦山線大行司駅〜バス/小石原
 車 : 大分道杷木IC〜県道52号線〜国道211号線
駐車場: 松尾城の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
小ぶりながらも過剰なほど防備を固めた筑前六端城の一城。

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