近江 佐生城



お城のデータ
所在地 滋賀県東近江市佐生町
遺 構 曲輪、石垣、土塁、竪堀
形 式 山城 築城者: 後藤氏 築城年代: 不明


見 ど こ ろ

 佐生城(別名 佐野山城)は、六角氏の居城観音寺城のある繖山(きぬがさやま)の尾根筋東端の半島状に突き出した峰上に築かれた城だ。

 城の規模は小さいが、主郭内部は二段に分かれていて、ブッシュに隠れるように「後藤但馬守城」の石碑がある。 この主郭部西面(尾根側)に長さ約20m・高さ約3mの石垣は見事。 雑木さえなければ、更に感動度はアップするのだが・・・。

 佐生城への登城道は何ヶ所かあるが、一番分かり易い登城道は、能登川高校正門前を左折すると、峰上にある北向岩屋十一面観音へ至る登山道あり、車で登ることができる。

 駐車場から尾根道(一応遊歩道か? 途中に竪堀と思われる遺構がある)を東に約15分程で尾根道に忽然と佐生城の石垣が姿を現す。


歴     史

 佐生城の築城年代は定かではないが、六角氏の重臣である後藤氏によって築かれ、観音寺城の重要な支城の一つであった。 後藤氏は、平素は後藤館に居住し、この佐生城は後藤館の詰の城でもあった。

 後藤氏は、藤原秀郷の子孫といわれ、六角高頼の頃から勢力を増し、後藤但馬守賢豊は六角義賢の信望を受けて権勢を振るった。

 永禄6年、六角義賢の子義弼に謀殺された。 これが観音寺騒動の発端となり、六角氏は家臣団の信望を失い、やがて永禄11年に織田信長によって滅ぼされる。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東海道本線能登川駅〜バス/佐生
 車 : 名神高速八日市IC〜国道421号線〜県道52号線
駐車場: 北向岩屋十一面観音の参拝者用無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
ブッシュに覆われているが見事な石垣が残るお城。

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