大和 万歳平城



お城のデータ
所在地 奈良県大和高田市市場
遺 構 なし。
形 式 平城 築城者: 万歳氏 築城年代: 室町時代


見 ど こ ろ

 万歳平城は、戦国時代には国中を制する重要拠点の一つであったため、何度も攻防戦があった「万歳城」は、この平城を指す。 竹内峠を押さえた詰の城が万歳山城だ。

 城の縄張りは、現在は春日神社の境内となっている一帯が主郭で、古図を見ると長方形をした主郭を幅の広い堀が囲繞し、更に西側に二重の堀で囲まれた出丸を設けている。 しかし、現在では、宅地化され、遺構は何も残っていない。


歴     史

 万歳平城は、室町時代に万歳氏によって築かれた。 万歳氏は、平安時代から平田荘八荘官の一家として葛下郡北部に勢力を誇っていた。

 戦国時代の万歳氏は、応仁の乱以降越智氏に与して同じ平田党の岡・布施・高田氏とらと交戦している。 永禄2年に松永久秀が大和へと侵攻し、筒井氏が辰市合戦で敗れると万歳氏ら多くの大和国人は松永氏に降り、永禄8年に布施城へと逃れた筒井順慶が攻めている。

 天正4年に松永久秀が信長に背き信貴山城にて滅亡すると、大和は筒井順慶が信長から大和守護に任じられると、万歳氏も筒井氏に臣従している。


お城へのアクセス
鉄 道: 近鉄大阪線大和高田駅〜バス/新田
 車 : 南阪奈道路葛城IC〜県道30号線〜国道166号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
平田荘八荘官の一家として葛下郡北部に勢力を誇った万歳氏の本城。

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