上総 万喜城



お城のデータ
所在地 千葉県いすみ市万喜字城山
遺 構 曲輪、土塁、堀切
形 式 山城 築城者: 土岐時政 築城年代: 応永19年


見 ど こ ろ

 万喜城は、三方を夷隅川に面した丘陵(城山)山頂部に築かれている。 城山全山が城塞化されていると云っていいほどの堅固な城だ。

 現在は山頂部の二段の曲輪と物見台(展望台がある)が主郭部を構成し、主郭南側は侵食谷によって隔てられた痩せ尾根が幾筋もあり、この支尾根を削平して曲輪を置き、更に堀切を随所に設けて防衛ラインを構築している。

 北麓から山頂の公園までの車道の両側には民家敷地ともなっている曲輪群が幾段にも構築されて、比較的緩やかな登りとなるこのルートの防備を固めている。 これらの縄張りを見て、かつ実際の遺構を見ると、この城が里見氏からの幾度も続いた来攻を凌いだ「要害の城」であると肌で感じることが出来る。


歴     史

 万喜城は、応永19年に土岐時政によって築かれたと云われている。 戦国時代、土岐為頼は安房里見氏に従っていたが、永禄7年に里見氏が第二次国府台の合戦に敗れた頃から里見氏から離反して北条氏に与した。

 為頼の子頼春の時には、里見方の大多喜城主正木時堯や長南城主武田信栄らの来攻を受けたが、北条氏の支援も有り、万喜城を守り抜いた。

 しかし、天正18年の小田原征伐の際には北条氏に従っていたため、関東移封された徳川家康の家臣本多忠勝によって攻略され土岐氏は滅亡した。


お城へのアクセス
鉄 道: いすみ鉄道国吉駅〜徒歩約30分
 車 : 九十九里道路〜県道30号線〜国道128号線〜県道154号線
駐車場: 万木城址公園の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
痩せ尾根を幾筋も掘りきった堀切が見事なお城。

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