大隅 栗野城



お城のデータ
所在地 鹿児島県姶良郡湧水町木場
遺 構 曲輪、石垣、堀切
形 式 山城 築城者: 不明 築城年代: 南北朝時代


見 ど こ ろ

 栗野城は、JR栗野駅から東正面に見える丘陵に築かれている。 北を川内川が流れ、面する斜面は断崖となった要害の地だ。

シラスの丘陵を幾つにも深い堀切で区分した縄張りは、南九州特有の築城様式と云え、その空堀の深さによって防禦を固めている。 北から二の丸・本丸・研屋敷・御厩城・八幡城・藤井城と曲輪群が並ぶ。

 栗野城は、本丸の虎口は石垣が築かれ、武者溜を伴った桝形形式となっている。 さらに、本丸の土台には鉢巻き状に石垣が積まれ、南九州の土造りの中世城郭とは異なる近世城郭への移行期の遺構をとも云える城だ。 


歴     史

 栗野城は、築城者は定かでないが南北朝時代に築かれた。 以後、幾度も城主が変わったが、天正18年に島津義弘が日向飯野城より移り、城を大修築した。 

 島津義弘は、文禄の役から帰国した文禄4年に居城を大隅帖佐館館へと移した。 江戸時代、栗野城は外城として存続し、栗野麓が置かれ明治に至った。


お城へのアクセス
鉄 道: JR肥薩線栗野駅〜徒歩約15分
 車 : 九州道栗野IC〜国道268号線
駐車場: 栗野城の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
島津義弘が築いた石垣造りの曲輪を持つお城。

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