甲斐 熊 城



お城のデータ
所在地 山梨県甲府市上積翆寺町
遺 構 曲輪、石垣、土塁、堀切、畝状竪堀
形 式 山城 築城者: 武田氏 築城年代: 不明


見 ど こ ろ

 熊城は、要害山城のある要害山とは谷を挟んで南側の尾根筋に築かれている。 熊城のある尾根と要害山のある尾根はU字形に繋がっていて、南側の尾根筋を登って要害山城背後からの攻城ルートを遮断するために築かれた城だ。

 熊城の縄張りは、東側背後の尾根筋を2条の大堀切で断ち切り、二段に分かれた主郭を落とされても東の尾根筋への登坂を妨げ、尾根筋の南側斜面には畝状竪堀が設けられている。

 尾根は先端に向けて痩せ尾根となっているが、痩せ尾根になる手前には2条の堀切が設けられていた。


歴     史

 熊城は、要害山城の南を守る支城あるいは別郭とも云える城で、永正17年の武田信虎による要害山築城に際して同時期に築かれたのか、あるいは天正4年の武田勝頼の修築時に築かれたとも考えられ、築城年代や築城者については定かでない。

 要害山城と「一対の城」なので、天正壬午の乱後も維持されたと考えられ、廃城時期は慶長5年頃であろうか。


お城へのアクセス
鉄 道: JR中央本線甲府駅〜バス/積翠寺
 車 : 中央道甲府昭和IC〜県道5号線〜国道52号線〜県道31号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
要害山城の弱点を補強するために築かれたお城。

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