近江 嶬峨城



お城のデータ
所在地 滋賀県甲賀市水口町嶬峨字山屋敷
遺 構 曲輪、土塁、井戸
形 式 山城 築城者: 嶬峨俊光 築城年代: 元久年間


見 ど こ ろ

 嶬峨の集落南にある城山(小高い丘)の山麓に玉泉寺があり、寺の一段上に稲荷神社がある。

 嶬峨城は、この稲荷神社の左手奥。 甲賀の居館によく見られる方形単郭の縄張りで、約50m四方、高さ約3m(内郭部)の土塁が廻り、その周囲には空堀が廻らされている。 ブッシュが内郭部を覆っているが、土塁と空堀はなかなか見応えがある。

 この城は「山屋敷」と呼ばれているところで、嶬峨には他に備後城・堀田陣屋がある。 


歴     史

 嶬峨城は、元久年間に嶬峨俊光によって築かれた。 嶬峨氏は、蒲生氏の分流で嶬峨庄の地頭職を代々であった。

 嶬峨氏は、室町時代には近江守護六角氏の被官で、長享元年には鈎の陣では戦功をたて、甲賀53家に数えられている。

 永禄11年、嶬峨氏の主家観音寺城を織田信長に攻められ、六角義賢・義弼父子は敗れて六角氏は滅亡するが、蒲生氏は信長に通じていたため、嶬峨氏も本領安堵された。

 しかし、天正13年に甲賀破儀のため城は破却、領地没収となり嶬峨氏は滅亡した。 


お城へのアクセス
鉄 道: 近江鉄道本線水口駅〜バス/嶬峨
 車 : 名神高速栗東IC〜国道1号線/水口〜県道538号線
駐車場: なし。(玉泉寺前に駐車スペース約2台あり)


ひとくち MEMO
神社の裏山に分厚い土塁が残っているお城。

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