石見 福光城



お城のデータ
所在地 島根県大田市温泉津町福波字福光
遺 構 曲輪、石垣
形 式 山城 築城者: 吉川経安 築城年代: 永禄2年


見 ど こ ろ

 福光城は、物不言(ものいわず)城ともいわれ、石見吉川氏の居城だ。 城山は福光川が山麓を迂回して堀の役目を果たし、山容も急峻で崖が多い要害の地形となっている。

 福光城は、山頂部に本丸・二の丸・三の丸と連郭式に曲輪を配置した縄張りだ。 登城口から約15分ほど登ればもう城域で、まず番所跡に出る。 番所の低い石積みを見ながら三の丸へと登る。 本丸・二の丸からの眺望より三の丸からの眺めが良い。


歴     史

 福光城は、永禄2年に吉川経安によって築かれた。 吉川元春が弘治2年に石見を経略した後、吉川分家の経安が毛利元就から福光湊を与えられ、殿村城から福光城へ居を移した。

 天正2年、経安は隠居して子経家が城主となった。 天正9年、経家は、羽柴秀吉の因幡攻めに対抗できる毛利方の武将として鳥取城に入城、秀吉の有名な兵糧攻めに耐えて7ヶ月籠城の後、城兵の助命を条件に自刃した。

 慶長6年、経家の子経実は吉川本家の家老として迎えられ周防岩国へ移住し、福光城はその歴史を閉じた。


お城へのアクセス
鉄 道: JR山陰本線石見福光駅〜徒歩約20分
 車 : 浜田道浜田IC〜国道9号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
秀吉の鳥取城攻めに対抗して送り込まれた毛利の武将吉川経家の居城。
  • 福光城の登城口
    国道9号線/福光市の交差点(県道32号線との分岐点)から江津方面に100m程進むと左手にGSと火の見櫓がある交差点があり、ここを左折して福光川を渡る。 橋を渡ったところに福光城の案内板と登城口の道しるべが建っている。 登城口から徒歩にて、道しるべに従って登る。 要所には案内板があり、迷うことなく本丸までたどり着ける。

島根県のお城
一覧表へ
トップページへ 大田市のHPへ

山陽・山陰のお城
岡山県広島県山口県鳥取県島根県