磐城 赤 館



お城のデータ
所在地 福島県東白川郡棚倉町風呂ケ沢
遺 構 曲輪、土塁、空堀
形 式 山城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ

 赤館は、棚倉の市街地北側にある鹿子山に築かれている。 この丘陵は、関東と東北の分水嶺にあたり、軍事的要衝の地でもあった。

 赤館の遺構は、公園化されている主郭周辺を探索するだけでも、虎口、土塁、切岸、そして空堀と比較的良く残っている。 ただ、縄張りとしては、山城といってもむしろ台地と云っても良い地形で、曲輪は主郭を見ても結構広く、平城的な要素もある縄張りとなっていて、要害堅固な城とは思えなかった。


歴     史

 赤館は、築城年代や築城者については定かでない。 永禄3年、芦名盛氏が修築して上遠野美濃守を城代にした。 元亀9年から天正4年まで芦名盛氏・結城晴綱・結城義親らと佐竹義重とが、赤館をめぐっての争奪戦を繰り広げた。

 天正18年、秀吉の奥州仕置により小峰城主結城義親が改易となり、赤館は佐竹義宣の持城となった。 しかし、慶長5年の関ヶ原で西軍に与した佐竹義宣は、羽後久保田へと転封となり、赤館は幕府天領となった。

 慶長15年、立花宗茂が15,000石を領して入封するが、元和6年には筑後柳川の旧領を回復して移り、代わって常陸古渡より丹羽長重が5万石で入封した。 長重は、寛永元年に棚倉城を築き、赤館は廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR水郡線磐城棚倉駅〜バス/赤館公園
 車 : 東北道白河IC〜国道4号線〜国道289号線
駐車場: 赤館公園の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
関東と東北の分水嶺の丘陵に築かれたお城。

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