尾張 阿久比城



お城のデータ
所在地 知多郡阿久比町卯坂字栗ノ木谷
遺 構 曲輪、堀、土塁跡
形 式 平城 築城者: 久松道定 築城年代: 不明


見 ど こ ろ

 「阿久比城は、東西72メートル、南北90メートルの平城で、内外二重の堀が巡らされていたようであるが、現存するのは内堀だけである。」と資料に記載されていた。

 実際に訪れてみると、城山と呼ばれる小高い丘先端部に築かれた城のようだ。 

 元々規模の小さな城であったようで、現在の城山公園と町立図書館の敷地あたりが城域 あったのだろうか?

 城山公園の西側を除く三方は、比較的急な斜面となっていて、この斜面に面した公園内には土塁跡が見受けられた。 ただ、資料にある「内堀」を探してみたが、見つけることが出来なかったのが残念だ。


歴     史

 阿久比城の築城年代は定かではないが、尾張守護斯波氏の被官であった久松道定以降、代々久松氏の居城であった。

 久松俊勝が、徳川家康の生母於大の方を妻に迎えた。 於大の方は、刈谷城主水野忠政の娘に生まれ、岡崎城主松平広忠に嫁いで家康を生む。 兄水野信元が今川から織田方に寝返ったため離縁された。

 於大の方を生母とする久松康元、勝俊、定勝は、家康より松平姓を許され、その後下総関宿(康元)、遠江掛川(勝俊)、伊勢桑名(定勝)に封じられ、江戸時代は親藩として栄えた。

 江戸時代、桑名城主松平定綱(定勝の3男)が、尾張藩主徳川義直乞うて、阿久比城址に松・杉・檜をそれぞれ1000本植えた。


お城へのアクセス
鉄 道: 名鉄知多線坂部駅〜徒歩約5分
 車 : 知多半島道路阿久比IC〜県道55号線
駐車場: 町立図書館の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
徳川家康の生母於大の方の再婚先久松氏の居城。

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