H26年度八王子リーグ上期(H26.6.15)大会レポート
ついに3チーム構成になった翔鴎会。15年前にチームを創設した岩田さんも「こんなに大規模になるとは驚いた」と言っていた。
A・B・Cの3チーム体制で翔鴎会が臨む初めての大会。参加者は12名。
Aチーム(3部):岩田さん、小島君、秋山君、福田君
Bチーム(6部):三谷君、吉本君、杉野君、須貝君
Cチーム(8部):小柳、松永君、大沢君、江頭さん
でメンバー確定したはずだったのだが、大会前日(午前0時過ぎていたので当日か(^^;)に緊急事態発生。寝る前に何となくパソコンを開いてみたところ、三谷君からメールが来ている。「体調不良で行けそうにない」とのこと。送信時間は夜の11時半で、パソコンを開いたのが0時半。たまたま寝る前にパソコンを開いていなかったらどうなっていたことか・・・。
「人数が足りているのであれば参加しない」と言っていた高橋君に急きょメールする。「もう寝ていてメールを見ないんじゃないか。これは1チーム棄権かな」と半ばあきらめていたところに、高橋君から返信。「わかりました」とのこと。
集合時間まであと7時間ほどしかない午前1時過ぎに、何事もなかったかのように参加を返信してくる高橋君もまたすごい。何にせよ、これで棄権の危機は回避。高橋君には三谷君に代わってそのまま6部のBチームに入ってもらうことに。
自分は今回新規参戦扱いのCチームで参加。今日の大会に向けて、同じチーム内の松永君と大沢君とは一週間前に練習もしている。翔鴎会として練習したのはおそらく初めて。チームの規模も大きくなってきているので、これからは翔鴎会としての練習もするようになるんだろうか。
<Cチーム 第一試合>
最下部の8部での試合。東卓でもそうだが、最下部での試合は上のリーグから落ちてきたチームよりも、新規参入で入ってきたチームが一番強いということが多々ある。しかし、今回は翔鴎会Cが新規参入チームのため、最も警戒すべきは前回で7部から降格してきたチーム。初戦でその相手と対戦する組み合わせ。
1Wは松永君と大沢君に出てもらう。この2人は現役の時は1代差?で一緒に練習していたはずだから、Cチームの中では一番組みやすいのかなと思っての選抜。松永君は約5年ぶりの翔鴎会復帰。大沢君は今年が翔鴎会初参戦。
相手は2人ともカットマン。カットは結構粘り強いのだが、攻撃するとあまり入らずにミスしてくれるように感じる。しかし、松永君と大沢君の方が先に強打を仕掛けてミスをするパターンが多い。見ていた限りでは、もっと攻撃を控えて相手の攻撃ミスを待ってもよいかと思ったんだけど、特に松永君の方は元々の戦型が完全攻撃型だから守る卓球は慣れていなく、攻めないと自分のペースをつかめないのかな。1セットは取るものの、1−3で敗戦。
2Sは自分が出場。相手はシェークドライブ。1セット目は相手のサーブが取れずに苦しみ落とすが、2セット目の途中からレシーブアタックできるようになり、2・3セットは続けて連取。しかし、4セット目から、こちらの異質ラバーの変化に相手が慣れ始めたようで、互角の展開に。攻撃型の選手を相手にした場合、荒削りで強打もあるがミスも多いという相手は得意なんだけど、この人は細かいドライブを繋いでくるタイプ。こちらの変化に慣れられてしまうと非常につらい。4セット目は競り負け、5セット目は相手のネットやエッジが多く、点差を離されて負け。逆転負けを喫してしまった。2−3で敗戦。
3Sは江頭さん。男子相手の試合だから厳しいだろうなと思っていたが、ほぼ互角の戦い。相手は下がり気味にショートで繋いで粘ってくるタイプだが、同じショート主戦でも、江頭さんは打点がすごく早くてビシバシと速いショートを打ち込みまくっている。フルセットの末、江頭さんの勝利。3−2。
うちのチームで一番強いのって、江頭さん? 我々男性陣は肩身が狭い。
4Sは大沢君。相手はダブルスに出ていたカットマンの一人。ダブルスでは攻撃は苦手のように見えた人だけど、シングルスではカットだけでなく攻撃も結構決まってくる。大沢君も全く負けていなく、どのセットもジュースになる互角の展開なんだけど、相手の勢いに押されて3セット続けてジュースの末に落としてしまった感じ。相手は声の出し方がユニークな人で、自分が打ったカットが空中を漂っている最中に「入れ!入れ!」と大騒ぎしたり、何かとリアクションが大きい。こういう声の出し方が良いのかはよくわからないが、寡黙な大沢君は相手のユニークな大声に押されて競り負けたような気もする。0−3。
初戦はチームとして1−3の敗戦。全勝しないと7部に昇格するのは難しいと思うので、早くも赤信号か。
<Cチーム 第二試合>
1Wは、先ほどの試合で唯一勝利した江頭さんと自分が組むことにする。お互いにどちらかというと守備系の戦型のため、組みやすい感じはする。相手がだいぶ格下でピンポン卓球なため、自分と江頭さんのペアの真価を計るのは難しいが、一応圧勝して終わる。3−0。
2Sの松永君、3Sの大沢君ともに快勝。一方的な試合なため、特に書く事項もない。大沢君の相手は多少は打てる人っぽかったけど、相手チームが全体的に遊び感覚に近いサークルのチームで、ちょっと拍子抜けだったかな。最下部は新規参入で極端に強いチームがいることもある一方で、こういう極端に格下のチームがいることもある。相手は強すぎても弱すぎても卓球が面白くなくなるから、早く最下部を抜けて同レベルのチームばかりのリーグに進みたい。
さて、この後もCチームのレポートを中心に書こうと思ったけど、先に言ってしまうと、残りの二試合も今ほど遊び卓球ではないものの、格下なチームだったのであまり書くことがない。そのため、試合の合間にAチームとBチームの様子を見た全体の感想も書いてみます。
<Aチーム(3部) 全体的な感想>
大会が始まる前から心配だったのが福田君。一か月くらい前に自分のところにメールが来て、「社会人になって忙しくほとんど練習できなくなってしまったので、Aではなく下のチームに変更できないか」というようなことを言ってきていたので、すごく心配だったのだが、蓋を開けてみれば大車輪の活躍。ダブルスにも出て単複フル回転している。小島君に聞いたところによると、自分を単複出してほしいと福田君の方から要望があったとか。下のチームで出れないと知って(下から上への変更はできるけど、一度上で登録してしまうとルール上、下のチームには移動できない)、この1か月で猛練習したんだろうか?
福田君も活躍していたが、一番活躍していたのはやはり小島君かな。単複フルに出場して無敗。すっかり翔鴎会のエースに定着した感がある。秋山君は2勝、岩田さんも1勝してチームの勝利に貢献し、翔鴎会Aは全勝で次回は2部へ昇格。8部まであるうちの2部って相当すごいと思う。
Cチームの大会レポートに戻ります。
<Cチーム 第三試合>
1Wは再び自分と江頭さん。相手は多少は打てる人達だけど、戦っていて負ける気はしない。江頭さんは球離れの早い直線的なボールを打つタイプだから、自分の卓球との相性は良い感じがする。こすって強いドライブをかけるような人(吉本君とか)がペアだと、自分がかけた横回転とかの変な回転が残っていて、それに引っかかって仲間をミスらせてしまってる気がする。直線的な球を打つ人でもペン表速攻とかだと守備的な自分の卓球とバランスが合わないから、自分が組む相手は直線的なボールでラリーを続けるタイプが適してるのかなと思った。江頭さんもそうだし、前に組んで絶好調だった杉野君もそのタイプかな。とりあえず、この試合は3−0で快勝。
2Sは松永君。相手も松永君と同じような卓球で、ほとんどの得点が、どちらかがスマッシュを決めるかスマッシュをミスするかで決まる。相手のサーブが取れない分、松永君がやや不利か。1−3で敗戦。
3Sは江頭さん。相手はペンのショート主戦。最初に1セット落としただけで、あとは問題なく安定性で相手を上回って快勝。3−1。
4Sは大沢君。相手はペンのドライブ系。こちらも問題なく3−0で快勝。
チームの結果は3−1で翔鴎会Cの勝利
今度はBチームの感想を書いてみます。
<Bチーム(6部) 全体的な感想>
三谷君が体調不良で抜けたとはいえ、今年から新加入した須貝君が加わったことで、間違いなく全勝で5部に昇格するだろうと思っていたこの大会。
しかし、同じブロックに非常に強いチームがひとついて、翔鴎会Bはここに0−3で負け、優勝を逃す。
その試合を少しだけ見ていたけど、相手は明らかに6部のレベルじゃなく、2部や3部でもおかしくないくらいの強さ。聞くところによると帝京大のOBチームで、前々回から八王子リーグに参戦し、8部優勝→7部優勝ときて、今回が6部だったらしい。こういうチームに当たってしまうのは運がないとしか言えない。
他の6部のチームも結構強く、3−2でやっと勝ったというような試合もあり、八王子の6部は数年前と比べてレベルが上がってきたように感じる。
Cチームのレポートに戻ります
<Cチーム 第四試合>
初戦で自分達が負けたチームの全勝が決まり、昇格の可能性が完全に消えたため、あまりモチベーションが上がらない中での最終戦。相手は年配の人達のチーム。
今度も1Wは自分と江頭さんで組む。特にプレッシャーがかかる試合でもないので、ラリー中に横回転の球を乱発したりして少し遊ばせてもらう。相手は混乱しているようで2セットあっさり連取。少し遊びすぎたか3セット目を落とすも、4セット目は問題なく取得し勝利。
2Sは松永君。ここに来てスマッシュがすごく決まりだす。低くて角度がないようなところからのスマッシュも何度も決まり、まさに圧勝。3−0。
3Sは自分が出場。試合前に相手の人に「もう自分は後期高齢者(75歳以上)なんだから、本気を出さないで下さいね」と言われる。そのため、ダブルスの時と同様に少し遊びながらプレーしていたが、相手は言葉とは裏腹にそんなに弱くはなく、結構粘り強く拾ってきて、時々鋭いドライブも飛んでくる。それでも1セット目は11−8で取ったが、2セット目は逆に8−11で負け。遊んだ状態で互角ぐらいだから、これは本気ださないと駄目かな?と思いながら3セット目を始めようとしたところ、相手に「もうちょっと遊んでてね」と言われる。そういう作戦かよ…と内心思い、ここからは本気で行くことに決断。変なことはやめて、プッシュやスマッシュ等で速いボールをどんどん相手コートに叩き込む。11−5で3セット目を取得。すれ違う時に、「本気ださないでよ」と言われたため、「手を抜いて勝てるほど力の差がある方ではなかったので」と言い返す。4セット目も全力で叩いて11−5で勝ち。3−1。お年寄りだからといって、油断も隙もないなと思った(^^;
3−0で翔鴎会Cの勝利。
Aチームは全勝で2部へ昇格したが、BチームとCチームは1敗してしまい、昇格ならず。次回は来年1月25日(日)に、この秋に完成する八王子市の新体育館での開催。前回までは狭い甲の原体育館で「男子2部以上+女子全部」と「3部以下男子」で別日程での開催だったけど、次からは広い体育館になるんで全部同じ日に試合ができる模様。Aチームが2部に昇格したのでちょうど良かった。