平成26年度東卓Bチーム前期(H26.7.21)

 

翔鴎会のメイン大会である東卓リーグ。Bチームは設置以来1度も最下部の6部から脱したことがない。今回こそは初の5部昇格を狙いたい。メンバーは、小柳、籠田君、吉本君、杉野君の4名。

 

5チームリーグだったが1チーム棄権のため4チームによる総当たり戦。

 

<第1試合>

相手は年配の人達のチーム。他の皆はこのチームと対戦するのは初めてだと思うけど、自分はFTCで江戸川区リーグに参加するたびに、いつも対戦しているチーム。今年1月の江戸川区リーグ4部では、1Wで出て痛恨の2−3逆転負けをくらった相手のため、個人的には雪辱戦。今回のダブルスパートナーは自分の卓球と相性が良い杉野君のため、前回のようにはいかない。

1Wで出場。自分はバックハンド攻撃が絶好調。相手はなんだか本調子じゃない感じ。自分が仕掛けた重いナックル性のラリーに、杉野君は苦しむことなく対応してくれるから、何の心配もなく常に全力で戦える。1セット目・2セット目ともに相手にとられた得点は2点のみ。3セット目に相手ペアがようやく本調子になってきて競り始めたが、このセットを11−9で逃げ切り3−0の勝利。先手必勝。相手が慣れてないうちに倒した感じ。

2Sは吉本君。何も書くことがないくらい吉本君の圧勝ペース。今年からクラブチームに入って練習できる環境が整ったと聞いたけど、本当に強くなったというか本来の力を取り戻したと思う。3−0。

3Sは籠田君。ここ3か月くらい卓球を離れていたと言っていた上に1セット目とられたから、勘が戻ってないのかなあと思ったが。2セット目からは何の問題もなく得点を続ける。特にブランクは感じない気がする。3−1の勝ち。

 

第一試合は3−0で勝利し、幸先の良いスタートを切る。

 

<第2試合>

今度は若手のチームで、今季からBチームを作って6部に新規参入してきたチーム。6部というのは新規参入チームが一番強いことが多いので、ここが勝負どころ。

第1試合をやってる時に隣の台を見たら、ここのダブルスと最終戦で対戦するチームのダブルスがすごい速さのラリーの応酬をしていたので、この後の2試合は厳しいかなあと戦う前は思っていた。

オーダー交換の際、相手チームはルールを勘違いしていたようで、ダブルスに出た人は4Sと5Sにしか出られないと思っていたみたい。こっちのオーダーがダブルスに続いて2Sも杉野君だったため、ルール違反では?との指摘を受けるが、当然問題なし。ダブルスに出た2人が2S・3Sと続けて出る場合のみが違反の対象。うちの3Sは吉本君なのでOK。新規参入チームはこういう勘違いもあるんだなあと思った。

さて、杉野君と組んでの1W。相手はどちらも攻撃型だが、5Sで自分と対戦する予定の相手の方は特に強い感じで、すごいドライブが頻繁に飛んでくる。自分がそれをブロックする時は返球するのが精いっぱいなのだが、相手の球にスピード・回転とも威力があるため自分が表またはアンチで返球さえできれば、もう片方の相手が苦しんでくれる感じ。反対の相手の時はアンチで超スローボールやナックルボールを返球するとタイミングが崩れるらしく、ドライブ自体をミスしてくれることも。試合展開は一進一退でセットを取ったり取られたり。試合前に隣の台でやってるのを見た時はラリーが速すぎてやばいと思ったが、スロー&ナックル球を打つ自分がいるせいで、変なラリーになっている。この変なラリーを杉野君は全く苦にしないが、相手はセット切り替えのたびに「あれは何だ?」と言っているのが聞こえる。試合前にラケット交換をした時は自分のラケットを見て、「カットマンだから、・・・で 、」と何やら作戦を立てていたのが聞こえたが、すいませんけどカットマンじゃないんです(^^;;

杉野君は、力んでイージーボールをミスすることがある一方で、絶対とれないと思った球を返球するスーパープレイもある等、これまた相手が読みづらい動きをしている。不思議なラリーで相手を翻弄し?、一時は追いつめられるも4・5セット目を連取し逆転勝利。3−2。

2Sはダブルスに続けて杉野君。相手はあまり強くない感じで(もしくは杉野君が強すぎるのか)、見ていて全く危なげなく坦々と得点を重ねている。問題なく3−0で勝ち。

3Sは吉本君。相手はダブルスには出てない人だが、大味ながらも勢いのあるドライブやスマッシュを連打する人で結構強そう。それに対して吉本君もパワードライブで対抗してるから、豪快なラリーの応酬になっている。ラリーの応酬を見た感じでは互角に見えるのだが、安定感で吉本君が上回っていて、先に相手がミスをする方がやや多く、僅差ながらも3セットとも連取し3−0で吉本君の勝ち。

チームとしても3−0で翔鴎会Bの勝利。2台進行していた4Sの籠田君は1−2でリードされてる途中でノーゲーム。5Sの自分は、ダブルスに出てた強そうな人に勝てる気がしないので、3−0で勝ててなかったら逆に負けていた可能性も高い。相手のオーダールール勘違いもあったが、自分がダブルスに出ると2Sと3Sに杉野君と吉本君を並べることができるのは強みだと思う。

 

<第3試合>

この試合に勝てば文句なく優勝。負けると三つ巴でスコア勝負だが、さっきの相手に3−0で勝っているのが大きい。この試合に負けるとしても0−3負け以外であれば優勝の可能性が高いと予測。相手もそれがわかっているのかダブルスを崩して、強い2人をシングルスの上2つに持ってくるオーダー。

自分と杉野君が組んだ1W。1セット目、相手のペン表が爆発的に当たっている。打たれまくって何もできず、1−11で落とす。2セット目からは当たりが普通に戻り、それなりにミスってくれるようになる。相手のもう一方はいやらしく繋いでくる卓球。2セット目以降は、お互いにほぼ互角の展開。2,4,5セット目を競りながらもなんとか取得しフルセット勝ち。

2Sは吉本君。おそらく相手チームのエースなのだが、吉本君の方が終始押している。3セット目だけ落とすも、特に苦戦しているようにも見えず勝利。3−1。

3Sは籠田君。相手はダブルスで1セット目にすごく当たっていたペン表の人。同型対決。

1セット目は簡単に取ったように見えたのだが、2セット目以降は終始押され気味のまま、1−3で敗戦。

4Sは杉野君。相手は、あまりやる気なさそうに棒立ちしてるような人に見えたので、杉野君なら楽勝で自分の出番はないなと思った。が、なぜか終始劣勢の杉野君。時々鋭いドライブみたいのが飛んでくるものの、あとは何でもなさそうに台の真ん中に立って両ハンドでさばいてるだけのような相手なのだが、杉野君が言うには、一番苦手なタイプの相手だとのこと。まさかの1−3負け。

5Sに自分が出場。おそらく、すでに優勝はほぼ確定だと思うのだが、2戦目に試合したチームが初戦に試合したチームに負けるような番狂わせがあるとわからなくなるため、全力で行くしかない。相手はダブルスに出ていた人で攻撃型なのだが、ゆるいドライブで繋いでくるタイプ。あまり得意ではない相手。こちらのラバーの変化にもしっかり対応してきて、あまりミスってくれず、常に競った試合展開。お互いに決め手がない中、9−9やジュースになった時、いちかばちかでロングサーブとかアップサーブ(普段は全く使わないサーブ)を出して、サービスエースで最後の得点を取って勝つというセットが続く。なんだかインチキくさい勝ち方に思えたので、セットの合い間に「だましだまし勝ってる感じだなあ」ってつぶやいたら、吉本君から「それが小柳さんの普通の勝ち方なのでは?」とつっこみを入れられる。いや、そういう意味じゃなくて・・・(^^;;

最後の4セット目も最後に突然のアップサービスを出して相手返球できず、3−1で勝利。

3−2で翔鴎会Bの勝利。全勝優勝!

 

翔鴎会にBチームができて5年目。ついに念願の東卓6部優勝。Aチームと同じ5部に追いついた。後期はなんとしても残留できるように頑張りたい。

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