平成24年度八王子リーグ上期 (H24.6.10) 

 

 今年度最初の翔鴎会での大会。人数が9人集まったため、Bチームが初の八王子リーグ参戦。自分はBチームで出場し、まずは8部リーグから上がることを目指す。一緒に出たメンバーは、小島君、庄司君、籠田君、吉本君。Aチームは三谷君、秋山君、杉野君、福田君。

 

1戦目 (相手戦型:ペン裏 左 攻守型)

 

 前回、7部から落ちてきたチームが相手。1番手ダブルス(籠田君・吉本君)は序盤好調そうに見えたものの逆転されて1−3負け。2番手の小島君は、サーブを隠して出す相手にあたるも全く苦にする様子もなく3−0で順当に勝利。自分は3番手として出場。

 1セット目。毎回、大会のたびに同じことを繰り返してる気がするけど、全く体が動かず、あっさりセットを落とす。試合前にそこそこ練習はしてるんだけど、なぜかいつも初戦は駄目。普段は追いつけるはずのボールにも足が動かず追いつけない。ウォーミングアップ不足というよりは緊張感から来るのかな。2セット目からは、やっとそこそこ動けるようになる。相手はラケット的には攻撃型なんだけど、こちらの動きの悪さを見てか積極的には攻撃して来ず、粘り合いの展開。接戦にはなったが最後は競り負け。3セット目は、相手がこちらの変化に慣れてきたようで終始劣勢。0−2でリードされた状態で相手が慣れてくると完全な負けパターン。相手が慣れて来たとしても、慣れる前にセットを取って余裕のある状態であれば、思い切って攻めに転じて相手を再び混惑させられるんだけど、あとがない状態なので思い切った攻めもできずそのまま負け。0−3。

 4番手は吉本君。相手はループドライブ系。ドライブの打ち合いになってるんだけど、相手の高回転低速ドライブのペースに無理やり合わせられてる感じで、吉本君まで低速ドライブを打たざるを得ない状態に持っていかれてる。普段の速いドライブを封じられたような感じで0−3の敗戦。

 

 初戦終了、チームとしては1−3の負け。早くも7部昇格が難しくなる。

 

 Aチームの様子を見に行く。福田君がカットマンを相手に勝ったところで2−1でチームがリード。4番手の秋山君の試合が始まったけど、相手チームのエースとの対戦らしいので、5番手の三谷君まで回って来るかもという状況。Aチームは激戦してるなあ。

 

 2戦目 (出番なし。)

 

 Bチームの2試合目。自分はラストのシングルスに入っていたが、チームが3−1で勝利したため、試合が回って来ず。庄司君が2−3で敗戦した他は、みんなストレート勝ちで完勝。庄司君は、前回の東卓リーグで見せたようなサーブの切れがなく凡ミスも多かったので、どうしたのかと思ったら、後で聞いたところによると1ヶ月以上ラケットを握っていない状況だった様子。

 

 Aチームの試合を見に行く。どうやらさっきの試合は、ラストまで回った結果、負けてしまった模様。しかし、次の試合は3−1で勝利し、さっき負けたチームが他のチームに負けているため、残り2試合を全勝すればまだ優勝の望みがある状態とのこと。

 

 3戦目 (相手戦型:ペン裏 右 ドライブ型)

 

 自分が思っていたよりも小島君の足の怪我の状態が良いようで、普通にプレーしてる感じなので、単複出てもらうことにする。小島君と組んだ籠田君も、今日は好調の様子で一番手ダブルスは3−1で快勝。自分は2番手シングルスに出場。1セット目は、相手がこちらの変化に全くついて来れないような感じで圧勝。しかし、2セット目に早くも相手が変化に慣れて来た様子で、回り込みドライブを打たれ始め、2セット目を落とす。ここで小島君より助言を受ける。相手はバック側に回りこんでのドライブは得意だが、フォア側に来たボールのドライブが全く入っていないのでフォアを狙うと良いとのこと。

しかし、自分の攻撃パターンは、ほとんどがバックハンドをクロスに打つ展開から始まるため、自分の試合展開を崩すことになってしまうので、この時点では頭の片隅に入れておいた程度。パターンは変えないまま、より積極的に攻撃することで、相手のリズムを崩そうと考える。

 3セット目、しかし相手の勢い止まらず、そもそもこちらから攻撃できる展開にならないし、無理に打っていっても入らず、成す術もなく完敗。

 4セット目。自分ではどうしようもなくなってしまったので、小島君の言うとおりにひたすら相手のフォア側に返し続ける。すると本当に相手が不思議なくらいにミスしてくれる。自分の攻撃パターンではないのでフォアに返した後にどう動けば良いのかわからず、相手がミスするかどうか見てるだけの状態だが、それで勝ってしまう。

5セット目、今度は相手は打たずにつなげて来るかもと小島君が言っていた通り、多少はその傾向があった。しかし、相手がつなげてきたら、自分はもう一度相手のフォアに返すのみ。自分の卓球パターンから完全に外れた展開になっているので、それしかできない()。ミスってくれと祈りながら相手のフォアに返し続けるだけの展開。すると相手はしびれを切らして打ってきてミスってくれる。相手のミスだけで点をとり、5セット目を制し、3−2の勝ち。

なんだか小島君に勝たせてもらったような試合で、自分としては勝ってもなんだか素直に喜べないような展開での勝利。負けるよりは全然いいんだけど、試合を冷静に分析できる助言者がバックについてると違うものだなあって痛感させられる試合でした。

3番手シングルスの吉本君は順当に3−1で勝ち、チームは3−0でストレート勝ち。8部優勝の可能性に望みをつなぐ。

 

Aチームの様子を見に行くと、福田君と秋山君が2台進行でシングルスの試合をしていて、どちらも優勢。福田君は見るたびにカットマンと試合してるけど、これで3戦連続か?

 

 4戦目 (出番なし。)

 

 Bチームの最終戦。自力優勝の望みはないが、この試合と並行して行われてる試合で、さっきうちが3−0で勝ったチームが最初にうちが負けたチームに勝利すれば、セット数に関わらず翔鴎会Bの逆転優勝になる。

 もっとも、眼前にいる最終戦の相手チームに勝つことが前提なんだけど、相手はここまで3戦全敗で、「ひとり帰っちゃって3人なのでシングルスをひとつ棄権します」と言って来てるので、これは負けないだろうと思って試合開始。自分は5番手のシングルス予定。しかし、みんなが圧勝してるので自分の出番が回って来る気配は全くない。あまりに楽勝ペースなので、自分達のチームの応援よりも隣の台でやってる他力優勝の可能性をかけた試合に目がいってしまうくらい。1番手ダブルス(小島君・籠田君)、2番手シングルスの庄司君、3番手シングルスの小島君と、全員が3−0で勝って完勝。

 

 さて、気になる他力優勝をかけた戦い。3戦目で対戦したチームも結構手強かったので、もしかしたら勝ってくれるかもと期待して見守っていたが、惜しくも2−3で負けてしまった模様。残念、翔鴎会Bは5チーム中2位で7部昇格とはいきませんでした。

 

 そしてAチーム。Bチームの試合が全部終わったので見に行くと、最終戦は5番手までもつれ込み、ラストの三谷君が試合をしているところ。5部リーグの勝敗はどこも勝ったり負けたりで入り乱れていて、聞くところによれば、この試合に勝てばセット取得率の差で優勝だとか。

 すでに三谷君は2セット先取していて優勝に大手がかかり、大いに盛り上がっている。これはすごいなあと思って見ていると、Bチームは2位でも準優勝で表彰だということで、係の人から呼ばれて景品のボールを受け取る。戻ってみると、三谷君はストレート勝ちしていて5部優勝。

全試合のスコアシートを見せてもらうと、シングルス全勝の福田君や単複フル出場して安定した成績の秋山君、最後の試合で1番手ダブルスを取られた劣勢を2番手で取り返した杉野君、そして最後の勝負どころで勝利した三谷君と、全員が良い活躍をしてる。Aチームの皆さん、5部優勝・4部昇格おめでとうございます。

 

 この日は最後に八王子駅前の居酒屋で皆で祝勝会をして帰りました。Bチームはあと一歩だったけど、Aチームが優勝していたので、とても気持ちよく終われました。次回も、このような戦いができるといいですね。

 次の翔鴎会の試合は、A・Bともに9月2日(日)の東卓リーグです。次回も頑張りましょう。

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