FTCのメイン大会となっている団体戦。東卓や八王子リーグと同様の昇格⇔降格方式の試合。昨年度後期のFTCは、Aチームが5部で優勝、Bチームも6部で優勝し、ダブル昇格を果たしている。しかし、今回はA・Bともに去年のメンバーが2人ずつしか集まらず、Aに併合されて4部での試合。Bが棄権となり、初めて大会に参加するメンバーがCチームとして6部での参加。
FTCのホームページに、このページへのリンクをこっそり貼ったため、今回のレポートからは一緒に参加した団体戦のメンバーの名前(ハンドルネーム)も入れて作成します。
Aチームで一緒に参加したのは、ふじたさん、miyashitaさん、ケンイチさん。
4部リーグに上がったため、目標を残留として臨みました。
5チームリーグ中、1チーム棄権があったため、4チームによる総当たり戦。棄権のチームがいるので最下位になっても落ちることはない?のかもしれないが、昇格⇔降格の仕組みが良くわからないため、1勝はしたいところ。
<1戦目 (出番回って来ず)>
相手のチームは年配の人もいれば大学生(ゼッケンから推察)もいる。普段からこのメンバーで一緒に練習してるチームなんだろうか。自分はシングルスのラストで出場予定だった試合。
1番手はダブルス(ふじたさん、miyashitaさん)。自分のチームも相手チームも共にドライブマン同士のペア。相手は大学生の方がとにかく強くて厳しい展開。相手のもう一方も、うちらと同格かそれ以上の力は感じる。残念ながらストレート負けに終わってしまう。
2番手はシングルスでふじたさん。自分は審判に入ったが、この試合はふじたさんのドライブが良く決まって圧倒的な展開。ストレートで完勝といえる試合でした。
3番手シングルスはケンイチさん。相手はダブルスで圧倒的な力を見せつけていた大学生。厳しい展開が試合前から予想はされたが、どのセットも中盤までは互角の展開に食らいついていたため、健闘している。声もよく出ていて気合が入ってるのがわかる。結果としてはストレート負けだったものの、ケンイチさんのこの大会にかける意気込みを強く感じる試合でした。回ってきたら自分も頑張らねば…。
4番手はmiyashitaさん。相手は大学生と組んでダブルスに出ていた人。miyashitaさんは、得意の中陣からのブロック&カウンターが良く決まっていて、本来の卓球が出来ていた感じだったけど、相手も粘り強くてラリーの応酬が続く展開。スコアもほとんど互角でフルセットまでもつれ込む。非常に惜しかったのですが、最後は残念ながら負けてしまい、ラストの自分には回って来ないまま終了。
チームとしての初戦は1−3で敗戦。
<2戦目 相手戦型:シェーク右、裏・裏ドライブ型>
相手は、一人だけそこそこ若そうな人がいるほかはベテランの人達といった年齢層のチーム。初戦が出番なく終わったため、この試合は3番手(シングルス2番目)の位置に入れてもらう。シングルス1番目でという案もあったのだが、前の試合でこのチームのシングルス1番目で出ていた人が、いやらしそうな卓球をしていて、見るからに自分の幻惑卓球が通用しなそうな人だったので回避
初戦のダブルス(ふじたさん・miyashitaさんペア。)は、前の試合よりもだいぶ2人とも息が合ってきたように感じたのだが、相手ペアもドライブ攻撃が良く決まっていて結果として敗戦。2番手シングルスはケンイチさん、序盤は結構楽勝ペースにも見えたが相手も追い上げフルセット突入。大接戦となるも勝利。前戦に続き気合が入っていていい試合でした。
1−1で迎えた3番手シングルスに出場。相手はダブルスにも出ていた人のため結構強いと思われるが、「げんげんワールド(FTCの誰かが命名した通称で、相手を幻惑する卓球)」が最も効果を発揮するドライブマンのため、相性は良い。
1セット目は圧勝。相手はこちらのラバーの回転変化に全くついて来れない感じ。しかし、2セット目の中盤に相手が幻惑の世界から目を覚ましてしまい、ジュースに突入。ここで、今まで一度も使っていなかった逆横回転サーブ(メインで多様してる横回転サーブとは反対回りの横回転サーブ)を使い、サービスエースとなり、なんとか2セット目をとる。3セット目と4セット目は、相手が幻惑から抜け出したため、普通にドライブ攻撃を決められるようになってしまい完敗。5セット目も劣勢の状態が続き、3−5の状態でチェンジコートを迎える。なんとか大差はつけられずに食い下がっているが、完全にジリ貧状態。このままでは結果が見えているため、何かを変えねばと思い、2セット目の最後に出した逆横回転サーブを出してみる。自分の逆横回転サーブは、実は非常に甘く浮いたサーブで、普段多用してる横回転サーブと回転が反対というだけのもののため、通常は1試合に1球くらいしか使わない。いちかばちかで既に一度見せた激甘サーブを出したのだが、なぜか相手がまたとれない。こっちは他に策がないため、自分がサーブの時は、その後もひたすら逆横回転サーブを出したところ、相手は全くとれず、同点に追いついたかと思えば、動揺したのか最後は相手がサーブミスをしてくれて11−9で勝利。セットカウント3−2で勝ち。冷やっ冷やの薄氷の勝利でした(^^;
4番手シングルスはふじたさん。相手はダブルスの強いほうの人で、ふじたさんは調子自体は良さそうに見えたけど、ふじたさんが強力なドライブ攻撃を決めても返って来るので相手はかなり強いと感じる。残念ながら負けてしまい、ラストの5番手シングルスのmiyashitaさんに回る。相手は、1番目に来るだろうと予測して自分が対戦を避けようとした変則的な攻撃をしてくるおじさん。しかし、さすがはmiyashitaさんで、あまり苦にする様子もなく勝ってくれたため、チームは3−2で勝利。4部残留を確実なものにする。
<3戦目 相手戦型:シェーク左、裏・裏ドライブ型>
最終戦。ここまでチームは1勝1敗のため、昇格も降格もないことが決まっているが、最後に勝って気持ちよく終わりたいところ。
1番手ダブルス、ここまであまり本調子でなかったように見えたふじたさん・miyashitaさんペアがついに本領発揮か、終始優勢で1番ダブルスは勝利。2番手シングルスのケンイチさんが惜しくも敗れてしまった後の3番手シングルスとして出場。相手は左利きのドライブマン。1セット目、相手のミス連発で序盤に結構あっさりリードしたため、あまり強くない人なのかなという印象。しかし、その後に相手の攻撃が決まりだし、5点差くらいあったのが一気に追いつかれジュース。「やばっ、負けそうだ」という弱気モードになってしまい、1セット目を落とす。
2セット目が始まる前に、ふじたさんから「相手が向こうのチームのエース」だということを聞いて、精神状態が180度変わる。相手チームの4番手くらいの人だと思ってたんで、1セット目の終盤は「弱そうな人に負けそう=ピンチ」という心理状態だったのが、「エースキラーが出来ちゃうかも!?」という心理状態に変わり、2〜4セット目は一方的に優勢になる。相手が強いんならミスを怖がる必要もなく思い切っていけるため、1セット目のような弱気のミスが全くなくなる。1セット目は自分の心理状態が悪くて接戦を落としただけで、どうやら最初から最後までずっと通称「げんげんワールド(笑)」の呪縛から相手は抜けられていなかった様子。表ラバー(回転系)で下回転をかければネットミスしてくれるし、反転してアンチで下回転をかけるようにみせかけて打てばオーバーミスしてくれる状態。幻惑から抜け出せないことに相手はすごくいらだってるみたいで、3セット目の途中には「イライラする〜っ!」って叫ばれたりして、ちょっと怖い(^^; しかし、一度こういう状態になってしまえば、絶対にげんげんワールドからは抜け出せないため、自分としては会心のゲーム展開。2〜4セット目を続けて連取し3−1で勝利。続く4番手シングルスのふじたさん、5番手シングルスのmiyashitaさんは、どちらも相手のボールが合わないような感じで、攻め込まれてるわけではないんだけど、どうも攻撃が上手く入らないような様子で敗戦。残念ながらチームの勝利とはなりませんでした。
2−3でFTC(A)は負け。
今日の結果は、個人的には2戦2勝。思い通りの卓球が出来ていたと思うので、点数をつけるとしたら、めずらしく100点かな。でも、団体戦なんで、自分だけ勝って満足してたら駄目なんですよね。
もっとも、チームとしても、もともと3部昇格までは厳しいかなと思って4部残留を目標にしようと事前に話をしていた中で1勝して残留できたので、チームとしても80点はつけられる試合だったと思います。
卓球の実力自体をつけて、次は3部昇格を目標にできるように頑張りましょう。
自分が出るFTCでの次の団体戦は冬の後期リーグだけど、個人的には翔鴎会での9月2日の東卓リーグ団体戦が次の目標。今度こそ翔鴎会Bチームが6部から抜け出せるように頑張りたいところ。