ピアノレッスンの日々

 

00/04/23
出張が続いて練習時間が減ったらいきなり指が動かなくなったので、今日はしっかりと練習。まず24のすべての調性で音階&アルペジオ。F# minorの音階とか弾きにくい調もあるので、そういうのは時間をかけて何度も弾いたりしていたら、すべての調を弾くだけで1時間もかかってしまい、かなり疲れました。その後はツェルニー30番のNo.20/21を練習。20番以降はけっこう難しいので苦労しつつ、やはり何度も弾いてマスターするしかない感じ。
00/04/16
ピアノ教室の日。ツェルニーはNo.18/19ともOK。ソナタは練習不足であんまり弾けなかったので、アルペジオと音階を見てもらいました。アルペジオについては『ちょっと前に比べるとだいぶ堅さが取れてきている』ということで、もう少し弾けるようになったらショパンエチュードOp.25-12番でもやったらどうかとのこと。い、いきなりショパンエチュードですか!?思わず声が上ずってしまいました(笑)。それほど憧れなのよ>ショパンエチュード。ってゆうか、ショパンエチュードもいろんな曲があって、今のワシのレベルで全部弾きこなすことは難しいけれど、アルペジオのみで構成されるOp.25-12とか、曲目を絞って練習するのも勉強になるのね。しかし、明日から出張で2日間はピアノに触れないわけで、ちょっと心配なのでした・・・。
00/04/13
ツェルニー30番はNo.18-19とベートーベンのソナタOp.49-1を練習。ちなみにツェルニーは他にもNo.8-15あたりを毎日弾いております。あと、指の鍛錬ということで2時間くらいいろいろ弾いてみました。今週は出張が多くてあまり練習できなかったので、今日はけっこうがんばった感じ。十分に練習できない日が続くと『指が思うように動かなくなってしまうのではないか』という不安に苛まれるんですよね(苦笑)。実際は2日くらいなら全く練習しなくても大丈夫なのですが。最近は指も強くなってきて、なんとなく弾いてるだけではあまり疲れなくなってきたので弾いたような気がしないんです。そこで連続3度進行とか、ハノンの4オクターブ音階&アルペジオなど、負荷のかかる練習を取り入れております。
00/04/09
今日買ったCDは中村紘子&ロシア国立フィルによるチャイコフスキー1番&ラフマニノフ2番協奏曲。ずるんずるんなカップリングなのでありますが、これが大当たり。実はピアノの先生が『中村紘子って、言うほどショパンは良くないと思う。でも、ラフマニノフのコンチェルトは絶品。生で聴いたことがあるけど、思わず立ち上がってブラボーって叫びたくなった。』と推薦してくれたので。どちらもロシアロマン派の王道というだけでなく構成的にも似ていて、しかし曲から受ける印象は違うというわけで、カップリングさせるのは当を得ていると思います。ただ、連続して聴くのは疲れますね。どんなに美味しい料理でも、満腹では食べられませんから。
ワシ的にはチャイコフスキーの方が気に入りました。ってゆうか、この絢爛豪華な演奏は文句なしに最高。ラフマニノフも素晴らしいのですが、フレーズの細かな抑揚を作り込みすぎに思える部分もあって、その分だけ大きなメロでの淡泊さが気になった(アシュケナージ−プレヴィンのあまりにロマンティックな演奏を知ってるだけに)。そうそう、フレージングというと彼女の得意技というかホロヴィッツから盗んだ技術だと思うですが、速いパッセージの中の任意の音にアクセントを付けて旋律を浮かび上がらせるのが超巧いです。しかもアクセントを付ける場所が普通でないので、知っているはずのフレーズから聴いたことのない旋律が浮かび上がってくるんですねー。高速アルペジオ連発のラフマニノフ第一楽章ではこの技が冴え渡っていて、何のことはない箇所でもキラキラと輝くような魅力が溢れてます。要するに主メロよりも展開部の方が遙かに面白いわけよ(笑)。あと当然ラフマニノフよりは手が小さいので指が届かない和音なんかアルペジオにしちゃってるんだけど、もう確信犯的で『こういう風に弾いても素敵でしょう?』みたいに弾くわけ(笑)。実際すごく音楽的だったりするんですが。
ちなみに録音がめちゃくちゃハイファイで、炸裂するティンパニとかコントラバスの低音ピチカートとかの響きがすごいです。ヘッドフォンで聴いたら歪みまくった(苦笑)。とにかくSONYの威信を賭けた20bitレコーディングらしいです。
00/04/08
ツェルニー30番はNo.18-20を練習。20番以降はけっこう難しくて、しっかりと独立した指の動きが要求される曲が多いですね。あと一歩という感じ。あとはハノンの音階&アルペジオ。ハ長調&イ短調、変イ長調&ハ短調をやったのだが、意外なことにハ長調&イ短調に手こずる。白鍵だけなので、下降フレーズでの左手の弱さがモロに露呈しちゃいます。
00/04/05
ピアノ教室の日。今日はかなり調子がよくて、ツェルニー30番はNo.15/16/17と3曲がOK。No.15/16に至っては一発OKの世界(笑)。しかし15/17は大変よい練習になるので今後も継続して弾きたいと思います。
ベートーベンのソナタOp.49-2もほとんど一発OK。ってゆうか『ひょっとして暗譜できてません?全然楽譜見ないで弾いてるんですけど』などと言われる始末。実際に楽譜ナシで弾いてみると、第一楽章で2〜3カ所怪しい部分がある以外はほとんど完璧でした。
先生に左手を鍛えたい旨を伝えるとハノンの音階とアルペジオを練習してみましょうとのこと。家に帰って弾いてみると、どえらい難しい。4オクターブにわたる音階とアルペジオですから。想像してみてください(笑)。いろいろ練習してみた結果、左手の下降系フレーズが異様に弱いことが判明。右手の音階については全く問題がなく、けっこうな速度でガーーーッと弾けるんですが、下降する音階になると左手は全然弾けてません。がんばろうっと。
00/04/02
ツェルニー30番No.15〜18を中心に練習。難しかった15番ですが、付点リズムで弾いたり、逆付点にしてみたり(これが難しい)、変化を付けながら練習することでだいぶ弾けるようになってきました。っていうかすでに及第点だとは思うが、もう一歩踏み込んだ安定感をつけたい。No.16はほぼOK。17/18も音は取れているのであとは弾き込んでいくだけです。
この1カ月でまた進歩していて、かなり指が強くなってきました。以前は速い音階をフォルテで弾くことはできなかったんですが、最近はかなりの速度でもしっかり打鍵できるようになってきていて、演奏に安定感と厚みが出てきたと思うっす。しかしツェルニー30番って、30曲しかないのにいろんなタイプの曲が入っていて、しかも1曲が十分に吟味されているので非常に良くできた練習曲集だと思います。曲は機械的だけど、フレーズや運指がとことん吟味されてるので面白い。この面白さは子供にはなかなかわからないので不人気なんだろうけど。きちんと弾けるようになるまで練習するのは大変ですが、やればやっただけ効果があるのもうれしい。
というわけで、ベートーベンのソナタOp.49-2も、構成を煮詰める段階に入っております。第二楽章が好きだったんですが、音楽的には第一楽章の方が面白いわね。
 
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