ピアノレッスンの日々

 

00/02/27
昨日と同じメニューで練習。ツェルニー30番No.11は問題なしで、あとは速度アップを計画中。しかしNo.12は本気で難しいかも。モーツアルトK.545は何度も弾いて熟練度をアップさせるだけ。ハイドンのソナタは第1楽章がひじょーに長くて、5ページもあるので大変。ちなみにK.545だと1楽章が3ページ弱なのだった。ソナチネとソナタの違いは何か?→曲の長さが違う、という話を聞いたことがあるけどまさにその通り。
ツェルニーについては『指定速度までやらなくてもいいのでは』という意見もあるのだが、ワシとしては弾けるモノは指定速度まで持っていきたいと思ってます。というのは、速く弾くためには脱力が不可欠なわけでして、速くても遅くても脱力して弾けるようになるのが練習曲の目的だと思うからなんです。
00/02/26
この2日は残業だったり、知人が遊びにきたりしてピアノの練習ができなかったので、今日はしっかりと練習。まずツェルニー30番からあれこれ弾く。リズムを変える練習なども入れ、かなり丁寧にやる。No.11はほとんど完成。No.12はまだだめ。モーツアルトK.545はほとんど完成。もう少し速く弾けるといいけれど、遅めでも音楽的な演奏の方が良いと思うしこれはこれでよし。ハイドンのソナタも練習。なかなか音が取れないが、技術的にはK.545よりも楽。20年前にやったときはかなり難しく感じたのだが、今日弾いた感じでは技術的に厳しい箇所はなく、流れさえ覚えればよさそう(ただし先月の時点ではたやすくは弾けなかったと思われる)。
あとはツェルニーの『左手のための24練習曲』のNo.1をやる。30番練習曲は右手の練習ばかりで左手の課題が非常に少なく、左右アンバランスになってしまうので。ところで「ツェルニーってどんな人?」と思われるかもしれないのでちょっと紹介しておくと、この人はベートーベンの直弟子のピアニストでして、ピアノの先生として大変に有名になりました。誰もがベートーベンのソナタを弾けるようになるために練習曲集を作ったのですがこれが大ウケしてしまい、ツェルニーといえばピアノ練習曲、という評価になっております。ちなみにツェルニー先生の教え子も超豪華で、例えばリストなんかもその一人ですね。
00/02/23
ピアノ教室の日。ツェルニー30番はNo.10がOK。No.11については『No.10より弾きやすいしほとんど問題ないけど、下行フレーズの滑らかさと比較して上行フレーズになると走ったりする。』とのこと。これは薬指・小指の弱さと手首の使い方に問題があるためなので、もう少し練習したい。次回はNo.11/12。No.12は楽しい曲だけど、なかなか難しいっす。
モーツアルトのソナタK.545も次回で終了予定。たいへん苦労したので少しランクを落として、次はハイドンのソナタをやることにする。これも20年前に練習途中のまま放りだした曲なので、なんとか仕上げたいっす。ちなみにその後の予定としてはベートーベンのソナタをやったあと、モーツアルトのロンド(弦楽四重奏のピアノアレンジ版?)をやってソナチネアルバム1は終了という感じ。予定では5月まで。
00/02/20
今日も昨日と同じメニューで練習。ツエルニー「左手のための」1番もやる。
買い置きしておいたルービンシュタインのショパンバラード&スケルツオ集もようやく聴く。フレーズの組み立て方が立体的ですばらしい。ポリーニの構成力も良かったが、曲の持つ魅力を引き出す能力に関してはルービンシュタインの方が上手ですね。素直に『やっぱりショパンっていいなあ』と思えるっす。
あと今朝放映していた「新・題名のない音楽会」かな?ピアノの歴史を追いつつ、その時々の代表曲を、その時代に作られたピアノで演奏するという企画だったので、面白かったっす。ショパン、シューマンやリストの時代(1800年代中頃)になるとほとんど現代と同じピアノになっていますね。次回はショパン以降の時代だそうで、Steinwayとか現代に通じる名器が登場するので楽しみ。
00/02/19
昨日は帰りが遅くて練習をしなかったので、今日はしっかりと練習。やはりツエルニー30番は6-9を一通り弾いたあと、10〜11番をやる。6番はともかく7-9番については、指定速度に達するまで毎日弾いた方が良さそう。なお10番はほとんど弾けるので、11番の方に力を入れたい感じ。K.545は第三楽章もだいぶ弾けるようになった。
夜、池袋へ出てバッハの「小プレリュードと小フーガ」およびツエルニー「左手のための24練習曲」の楽譜を購入。「左手のための・・・」はかなり難しいっす(汗)。
00/02/17
会社を休んだので、アシュケナージやルービンシュタインやSMAPのCD(妙な取り合わせ)などを聴きつつピアノ練習に励みました。メニューはツエルニーが9・10番を中心に、7・8番も。あとはK.545。今月いっぱいはこのメニューが続きそう。ハノンは時間の無駄っぽいのですが、左手の鍛錬と思ってときどき弾いております。
00/02/16
ピアノ教室の日。
毎度のことながら、先生宅のグランドピアノとワシのクラビノーバのタッチの違いに苦労させられるっす。ツエルニーは8・9番がOK、次回は10・11番となりました。2曲ずつってのがすごいですね(笑)。しかし8・9番はまだ指定速度では弾けないので、今後も毎日練習をしたいと思ってます。ちなみにそれ以前の曲も思い出したように練習していて、中には指定速度で弾けるようになったモノもあります。2カ月前に比べると驚くほど指が回るようになりました。
K.545については三楽章、『難しいんだけど、それなりの速度で弾けないと演奏効果がないかも』ということで、もうちょっと練習しないといけません。
00/02/14
というわけで、フツーの日記とピアノ練習関連の日記を分けました。
今日の練習メニューはツエルニー30番の7、8、9とモーツアルトK.545の1〜3楽章。けっこうな分量で、きちんと練習しようと思ったら2時間は欲しいのだが、正味90分間ほどにとどめました。
ツエルニーは手首の使い方がもう一歩ではありますが、だいぶ良くなってきた感じ。K.545は1・2楽章はほとんど完成かも。特に2楽章がいい感じにまとまってきました。でも3楽章はまだ完全に音が取れない。弾き慣れない形のアルペジオが多くて、手首を柔らかく廻していかないとフレーズが繋がらないのよね。運指もややこしくて、体で覚え込むしかなさそう。うーん、そういう分析はできるんだけど、いざ実践するとなかなか上手くいかないのでした。『手首を柔らかく使う』というのはここしばらくのテーマになりそうです。
 
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