伍福川菜館 |
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今回のメニューは香姑脆筍鍋 298元、魚香[火共]蛋 218元、伍福豆腐 248元です。
香姑脆筍鍋は椎茸、台湾産の細い筍と白肉(豚の脂身肉)をとりあわせたもので東北名菜の酸菜白肉火鍋のアレンジであることは明らかです。 酸菜は使われていないのに醗酵食品系の味が濃厚にしたのでおそらく筍を醗酵させたものが使われていたのだと思われます。
魚香[火共]蛋はさくっと仕上げた卵焼きに魚香のソースをかけた一品です。 魚香のソースはトマトなどたっぷりの野菜を使ったオリジナルのものでほーと思わせるものがありましたが[火共]蛋が私のイメージと大きく異なりました。 重慶で食した伝統的な製法によるものは形も食感も油條のようで形は5センチ角ぐらいのものだったと記憶しています。 私はこの味が忘れられず機会があればまたトライしてみたいと思っていたのですが残念です。 魚香のソースには創作の妙が感じられるのですが[火共]蛋の方はただ単に技術が追いついていないとしかいいようのないものだったのは残念です。 馥園は創作料理で有名ですがあまりアレンジが過ぎると本来の料理の持っている優れた部分が見えなくなるということなのでしょうか。
伍福豆腐は熊掌豆腐のアレンジだそうです。
住所 | 台北市民生東路三段113巷6弄1號 |
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電話 | 7124531,7128381 |
営業時間 | 11:30〜14:00,17:30〜21:30 |
お勧め料理 | 香姑脆筍鍋,魚香[火共]蛋など |
取材日時 | 1999年4月29日 |