小廣東

鹽[火局]鶏


宿泊したホテルからそう遠くないところに客家菜を出す店があるということなので、早速行ってみました。 ちなみに客家とは昔黄河流域(中原)に住み着いていた漢民族が戦乱を逃れて南下して住み着いた人達のことです。 本来その土地に住み着いている人たちから見るとお客さんなので客家なわけですね。 大陸では広東省の梅県が有名ですが台湾にもかなりの数の客家が住み着いていることで有名です。 台湾で鉄道に乗ると、駅に停車するたびに国語(北京の言葉)、台湾語、客家語の順でアナウンスが入ります。

今回のメニューは鹽[火局]鶏 200元、九層茄子 100元、客家炒麺 120元です。

鹽[火局]鶏は写真で見るように鳥骨鶏を使ったもので香菜と九層塔(バジリコ)がたっぷりと添えられていました。 これで200元(日本円で800円)はとても安いのですが、かけてある滷汁が少々味精の味が気になりました。

九層茄子は茄子の九層塔入り炒めです。 茄子は日本のものとかなり違うことが写真からも見てとれるでしょう。 この写真を福建省出身の人に見せたら「この茄子美味しいんだよ」ととても食べたそうな顔をしていました。

客家炒麺は戻したするめ、黄韮、モヤシの入った焼きそばの上にスクランブルエッグのようなものがトッピングされていました。


九層茄子



基礎データ
住所台北市南京西路61號2樓
電話5569985
営業時間午前11時半から午後2時半,午後5時から午後9時半
お勧め料理鹽[火局]鶏など客家菜
取材日時1998年8月14日




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