満員の客でにぎわう店内風景

ここは信義路から永康街へ入ってすぐ右手にある北平(北京)料理の店です。 その隣は生煎包で有名な高記、更に信義路に出て右に曲がるとすぐのところに小籠包で有名な鼎泰豊があります。 このあたりはこれ以外にも牛肉麺の台湾での元祖的な位置をしめる永康街牛肉麺とか有名店に事欠きません。 でも、これら有名店の散策に飽きたときにこのような店に入って素朴な北方菜に舌鼓を打つのも悪くない選択だとおもいます。

今回のメニューは燻腸　132元、梨山芹菜　158元、炸小丸子　1??元、烙餅　40元です。

燻腸、不思議な食べ物ですね。 この店に行かれたら是非トライされることをお勧めします。 一見腸詰なのですがよーく見ると違うでしょう。 そのなんて言うか外郎のようなゆべしのような不思議な触感がありますね。 味は腸詰なんですけど中身は純粋な緑豆粉から作るそうです。 ふーむ。

梨山芹菜は梨山産のセロリを洋芥子であえたものです。 セロリには茎が細い中国種もありますがこれは茎の太い洋芹と呼ばれるしゅるいのものです。 梨山は洋芹に限らず野菜の美味しいことで有名な場所で前にこの名前が付くと値段が高くなるのでご注意下さい(笑)。

炸小丸子は肉団子のから揚げです。 外がからっと上がっていて中が柔らかい理想的なしあがりで付け合せの椒塩をつけて食べると最高です。 こんな何の変哲のない料理でも日本とは一味違うところが嬉しいですね。

烙餅はホットプレートのような専用の器具で餅を焼いたものですが出てきたものは原型を崩さないように引き裂いてあります。 おそらくこれは四海一家の抓餅と同じ物でしょう。 四海のものに比べるとかなり弱いですけどほのかにバターの風味がしておりました。

燻腸

梨山芹菜と炸小丸子

烙餅

ホームページへ戻る